車載モーター用ステーターの巻線とはんだ付けの自動化及び連動化
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
神楽酒造株式会社
| 事業者名 | 神楽酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 西臼杵郡高千穂町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 真空 |
酒類業界では世界各国を含め多様な嗜好性の酒が流通している。日本を代表する酒は日本酒と焼酎だが、それ以外に新しい日本の酒は見当たらない状況であった。当社は焼酎製造で培った技術と国産原料を用い、新たな嗜好性の酒の開発を計画した。
抱えていた課題
やったこと
南九州を代表する甘藷と米を原料とし、添加物を一切使わない製法で研究開発を進めた。搾り工程では、清酒造りで実績の高い圧搾機を採用し、ろ布の材質を原材料の物性に合わせて慎重に選抜した。圧搾には一昼夜かけ、実生産の作業時間や生産機械の能力、製造場の動線を考慮して製造場の整備と圧搾機の据付け・試運転を行った。実際に発酵から瓶詰までフルスケールで試験製造を行い、一回の仕込みに約2tの甘藷を用いた。
新しい製品・サービス:日本芋酒(ニホンイモザケ)。甘藷と米を原料とし、度数13度、720ml瓶詰めの新ジャンルの酒。
フルスケール試験製造により清澄性が目標どおりとなり、実生産に生かせた。清澄性は商品として問題なく、高品質の商品が完成した。試飲では料理人やソムリエ等から好評価を得て、料理との相性を中心に新たな販路が期待される。ポリフェノールや食物繊維、クエン酸などが含まれ健康志向品としての機能も見込める。また宮崎県内での甘藷生産により地場産品の用途拡大を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
焼酎製造で培った技術を活かし新ジャンルの酒を開発する経緯が示され、既存事業との一貫性がある。
国内に新しい日本の酒が見当たらない市場状況と、焼酎技術・国産原料という自社の強みを踏まえた開発になっている。
高粘度もろみの回収困難という課題を認識し、圧搾機導入と製造場整備で解決する計画になっている。
付加価値額や賃上げの目標値は記載がなく、清澄性の目標達成と市場期待に触れるのみで弱い。
フルスケール試験製造や料理人・ソムリエへの試飲評価を実施しており、製造遂行の実績がある。
料理との相性や飲み口について試飲者の具体的意見を集め、用途・顧客像を整理している。
今後の市場調査や販路開拓に触れているが、スケジュールや課題解決の方法は具体性に欠ける。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
甘諸と米を原料にした新ジャンルの酒で、既存の日本酒・焼酎にない新しい分野を開拓している。
地場産品である宮崎県産芋の用途拡大に触れるが、雇用や波及効果の記述は薄い。
公開情報では判断できません。
固液分離技術の確立は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は記載が薄い。
新しい日本の酒の創出は示されるが、成長分野への進出や構造転換への言及は乏しい。
宮崎県産の甘諸を用い県内生産で地場産品の用途拡大を目指すと記載され、地域特性を活かしている。
料理との相性を中心に様々なシーンを想定した市場調査の結果によっては、今までにない販路を期待している。健康志向品としての機能も見込める。また甘藷については宮崎県内での生産を図り、地場産品の用途拡大を目指す。
豊かな原料特性の香りに適度な甘味と酸味を感じる
公式の事例集より(原文のまま)
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
羽根回転によるせん断力とミル機能を一体化した微細化装置の試作・開発に取り組んだ。
「CNC複合旋盤」(①580mm、φ1,025mmまでの丸物加工が可能)を導入し、炭素繊維を素材とする製品の市場投入を図った。
効果:製造工程数 3工程→1工程