熱風装置付加キュポラ溶解による高強度鋳鉄の生産プロセス強化
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
株式会社オリンピア商事
| 事業者名 | 株式会社オリンピア商事 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩川内市 |
| 業種 | 金属素材製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1988年 |
当社は従来、産業廃棄物処理業を主たる事業として行ってきた。設立当初からの「すべての廃棄物を資源に」というテーマのもと、アルミ溶解炉を導入してアルミニウム一次加工製品製造事業を新たに開始した。アルミニウム二次加工製品製造事業は回収価値が高く社会的な意義もあり、資源リサイクルによる環境への好影響と製造コストの低価格化で他社製品より優位性が高ければ、市場での差別化と競争力強化につながると考えている。
抱えていた課題
やったこと
アルミ缶だけを選別して細かく破砕する破砕設備を新たに製作した。アルミだけを取り出す乾燥機を購入して設置し、投入機を製作するとともに、投入工程を自動化するためベルトコンベアを設置した。脱Mg用のフラックスを溶解アルミの中に吹き込むフラックスフィーダーを購入し、より均一に吹き込めるようにした。溶解炉の排熱ダクトに熱交換器を取り付けて熱風を取り出し、LPGバーナーで加熱していた溶湯ケースの出湯前予熱に利用した。アルミインゴット製造工程で最も困難で危険だった出湯作業は、治工具の改善により工数削減と安全性の向上を図った。
新しい製品・サービス:アルミインゴット
アルミ溶解の一連の工程に安全・効率化及び省エネルギー化の設備を導入したことで、作業の安全性と効率性が向上した。自動出湯設備により危険だった出湯作業の工数が減り、安全性も高まった。溶解炉の排熱を予熱に使うことで省エネルギー化が進み、製造コストの低価格化につながる見込みである。資源リサイクルによる環境への好影響と製品の付加価値向上も図られた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来の産業廃棄物処理業からアルミ製造へ展開し、「すべての廃棄物を資源に」という設立当初のテーマと一貫性がうかがえる。
他社製品より優位性が高ければ差別化できるとあるが、市場動向や自社の強み・弱みの具体的な分析は書かれていない。
製造コストの低価格化と製品の付加価値化を図るとあるが、課題の数値や高付加価値化の具体的な計画は書かれていない。
付加価値向上が図られたとあるが、目標値や賃上げの数値は示されておらず、実現可能性は判断できない。
従業員30人の会社で設備導入を行ったことはわかるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
アルミ缶を選別・破砕する設備など取組内容はあるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。
設備の開発・導入や試作開発の工程は具体的に書かれているが、スケジュールや課題解決の検証方法は詳しく書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
アルミ二次加工製品は回収価値が高い事業とされるが、普及度や高付加価値化の水準を示す数値は書かれていない。
産業廃棄物のアルミ缶を資源化し、省エネと環境配慮を実現する点が具体的に書かれ、環境面の波及効果がうかがえる。
補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されず、費用対効果は判断できない。
排熱利用や自動出湯設備など新しい技術は書かれるが、サプライチェーン全体への貢献は示されていない。
廃棄物処理からアルミ製造へ事業を広げた点はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する根拠は書かれていない。
鹿児島県薩摩川内市の事業者である点はわかるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長の具体的記述はない。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
同時5軸複合旋盤を導入した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年