シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
有限会社宝珠産業
| 事業者名 | 有限会社宝珠産業 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 屋久島町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 300万円 |
畜産飼料は原料の殆どを海外からの輸入に頼っており、為替リスクや海外情勢に左右される状況にある。そのため、畜産経営にとって安価で安定した餌の確保が課題になっている。また、残留農薬等の製品管理基準をクリアするため、安全・安心の飼料として価格・品質面の安定化が急務となっていた。
抱えていた課題
やったこと
屋久島町内で多く栽培される焼酎イモと野菜くず等を乳酸発酵の基質飼料に用い、焼酎廃液や食品残渣等と混合して乳酸発酵によりサイレージ化する調製方法を開発した。乳酸菌発酵飼料製造機を導入し、今回は肥育豚用の飼料を開発した。イモ類は破砕・加熱し、粉末状まで加工した。肥育豚の出荷までの餌供給期間は離乳後おおむね6〜7か月であり、試作品の飼料分析では栄養分の違いが明白であった。自社内での試食では、通常の餌を与えた豚と肉質や味に優劣は感じられなかった。
新しい製品・サービス:乳酸菌発酵による肥育豚用の発酵飼料
年間を通して地元産のイモ類を用いた飼料を製造する見通しが立った。加熱によりイモ類のでんぷんが糖分に変わって甘みが増し、粉末化で食べやすくなったため、豚の食いつきは非常によかった。自社試食では通常の餌を与えた豚との肉質や味に優劣はなく、健康面の悪影響も見られず出荷できる豚を育成できた。安価で良質な発酵飼料の提供により、畜産業の経営改善と地域振興に貢献できると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
焼酎イモや野菜くずを使った飼料の開発を当地初の取り組みとしているが、過去の事業との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
輸入飼料への依存や為替リスクという外部環境の課題は示されるが、自社の経営資源の強みとの関係は読み取れない。
輸入依存・安全安心基準という課題認識と、年間通じた地元イモ飼料の製造見通しは読み取れるが、高付加価値化の計画は薄い。
公開情報では判断できません。
代表者の藤山氏と従業員6人の体制は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理能力の具体は読み取れない。
食いつきが良く粉末加工で食べやすいという製品特性や、安価で良質な飼料という価値は書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
葉物野菜主体の飼料製造方法を確立し販売するという今後の課題と方針は書かれているが、スケジュールは具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
当地では初めての取り組みで、焼酎イモ等を用いた発酵飼料という分野の新しさはうかがえるが、普及度や高価格化の具体は薄い。
地域振興への貢献や畜産経営の改善、屋久島産豚の育成につながる点は書かれているが、波及効果の数字は示されていない。
安価に長期保存できる点は書かれているが、補助金投入額に対する費用対効果の数字は示されていない。
焼酎イモや野菜くずの地域資源を活用する点はうかがえるが、先端的なデジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
公開情報では判断できません。
屋久島町内で多く栽培される焼酎イモを活用し、地元産の飼料で屋久島産豚を育成する地域特性を活かした取り組みが読み取れる。
芋類中心の飼料では栄養分の不足が懸念されるため、今後は生ごみとして処分されている葉物野菜を主体とした飼料の製造方法を確立し、販売していく予定である。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。