荷主ごとの配送管理を一元化するシステムで、毎月の作業時間を5,430分短縮
エースカーゴ株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果毎月の作業時間を合わせて5,430分短縮
京都府の運輸業・郵便業の会社が、ものづくり補助金で日本茶の充填機などを導入し、充填の生産能力を向上させた採択事例です。
株式会社大洋ロジスティックパートナー
成果充填の生産能力 2,500包/週→30,000包/週
| 事業者名 | 株式会社大洋ロジスティックパートナー |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都府久世郡久御山町 |
| 業種 | 倉庫業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2009年 |
弊社は従来、工業用機械装置の部品管理の受託を主に行っていましたが、日本茶の問屋から抹茶の充填作業を請け負ったことを機に食品分野へ事業を拡大しました。現在の売上構成は機械装置部品部門が55%、食品部門が35%、その他が10%です。
日本茶は世界的な健康ブームや海外への輸出により需要が増加しています。
抱えていた課題
やったこと
充填システムとして、オーガー充填機(粉末用オーガー計量機)、粉粒体真空搬送装置、パルスジェット集塵機を導入しました。充填機は袋や缶など多様な容器に対応でき、真空搬送装置は抹茶や煎茶など原料の形状に関わらず送風量を操作して、原料を安定した速度で投入口から充填機に搬送します。
集塵機は、作業により飛散した粉体による作業者の健康への影響や事故を防ぐために設けました。大ロットの2,000包/日以上は充填機で行い、それ以下は手作業で行う体制にしました。
細かい粉末である抹茶は塊になりやすく充填機が詰まりやすかったため、搬送機の部品の一部を交換し、メンテナンスの方法を工夫して改善を図りました。納入メーカーと何度も打ち合わせを行い、一体となって改善に取り組みました。
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
機械化により充填の生産能力が2,500包/週程度から30,000包/週程度へ向上し、大ロットへの対応が可能になりました。食品部門における充填事業の請負割合は5〜10%程度から25%程度まで向上し、売上も3倍程度に拡大しました。
作業のマニュアル化により、経験のない従業員でも数週間で充填作業に対応できるようになり、外国人労働者など新たな層への雇用も広がりました。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
工業用部品管理の受託から、取引先の依頼を機に食品分野へ事業を拡大した経緯があり、一貫した流れが読み取れる。
日本茶の需要拡大と大ロット依頼の増加を踏まえ、手作業の限界を機械化で補う強みを示し、充填の売上構成比35%まで伸ばしている。
手作業の対応は2,500包/週に限られるとの課題を認識し、充填システム導入で30,000包/週、請負割合25%、売上3倍に改善している。
生産能力が2,500包/週から30,000包/週へ向上した実績があり、売上3倍程度に拡大と目標達成の見込みが具体的に示されている。
納入メーカーと何度も打ち合わせて改善を重ね、作業員の育成期間を数週間へ短縮するマニュアル化を進めている。
日本茶は海外輸出もあって充填ニーズが拡大しており、大ロットと小ロットの両方に対応できる点が選ばれる理由として整理されている。
粉末の詰まりなど課題を把握し部品交換やメンテナンス方法を工夫している。今後は輸出向け包装への対応を段階的に進める計画が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
抹茶など細粒粉末の充填は詰まりやすく難しい技術で、熟練者育成に3~6か月かかる高付加価値な作業を機械化で実現している。
後継者不足による加工業者の廃業で日本茶の安定供給が課題とされ、外国人労働者を含む新たな雇用創出につながっている。
投資額の記載はないが、生産能力と売上の大幅増加、雇用10人程度の創出が示され、投入に見合う効果が読み取れる。
粉粒体真空搬送や集塵機などの設備導入で作業の効率化と安全性を高め、地域の日本茶産業の供給体制を支えている。
公開情報では判断できません。
京都府の地域の物流企業が日本茶の伝統産業を支え、雇用は10人程度に広がり、売上も3倍程度に伸びている。
今後は充填作業の習熟を図り、小ロットの対応も可能にすることで、さらなる生産性の向上を目指します。また、充填のみでなく、輸出向けのシュリンク包装などにも対応して事業の拡大に取り組みます。
エースカーゴ株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果毎月の作業時間を合わせて5,430分短縮
吉田運送 株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果インランドデポが24時間体制で輸送事業者がいつでも支障なく利用できるようになりました。
株式会社 新栄組✓ 経産省などの認定・選定
成果今回のシステム導入により、「手配遅れ」や「手配間違い」が激減し、事務作業面を大きく改善できました。