プラスチック粉砕設備の導入によりペレット生産の増産を実現

岡山県の製造業の会社が、ものづくり補助金で廃プラ粉砕設備を導入し、ペレット生産を増やした採択事例です。

株式会社リサイクルエナジー

成果美の浜工場で月間約98トンを粉砕できるようになった

この事例のポイント

  • 廃プラの形状によっては、そのまま押出機に投入できなかった。
  • 2021年7月に、台湾・萬明機械工業製の廃プラ粉砕機を出力75馬力と50馬力の2台導入しました。
  • 美の浜工場で月間約98トンを粉砕できるようになった。粉砕機の導入により、これまで限られていた廃プラをペレットにできるようになり、粉砕機に入るものならペレット化できるように…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社リサイクルエナジー
所在地岡山県 岡山県笠岡市
業種プラスチック製品製造業(別掲を除く)
技術分野材料製造プロセス
従業員数25人
資本金4,000万円
設立2010年

事業の背景

株式会社CFPのグループ企業であるリサイクルエナジーは、美の浜工場などで工場の運営や研究開発を担当している。CFPは2017年末に中国が廃プラの輸入を禁止したため国内に廃プラが滞留し問題となった。

リサイクル体制の確立の必要性や原油価格の高騰もあり、リサイクルプラスチックの引き合いが急増していた。2018年には高松工場に押出機を導入し、2020年には美の浜工場にも押出機を設置していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力廃プラの形状によっては、そのまま押出機に投入できなかった。
  • 生産能力成形不良品や大きな塊状の廃プラは、外注先で粉砕してから運ぶ必要があった。
  • コスト・採算外注での粉砕は納期が7〜10日ほどかかり、連続稼働が難しく、輸送コストもかかっていた。

やったこと

2021年7月に、台湾・萬明機械工業製の廃プラ粉砕機を出力75馬力と50馬力の2台導入しました。当初は粉砕後の樹脂を空気で輸送する装置に不具合があり、うまく稼働できませんでした。

ものづくり補助金以外の資金を使い、配管を太くするなどの改修を行いました。その結果、同年12月に無事稼働しました。

補助金で入れた設備

経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。

  • 廃プラ粉砕機台湾・萬明機械工業製、出力75馬力と50馬力の2台設備の種類:粉砕・リサイクル

事業の効果

  • 美の浜工場で月間約98トンを粉砕できるようになった

粉砕機の導入により、これまで限られていた廃プラをペレットにできるようになり、粉砕機に入るものならペレット化できるようになりました。美の浜工場では月間約98トンを粉砕でき、押出機の24時間稼働に必要な量を確保できるめどが付きました。

引き取れる廃プラの種類が広がったため、原料を集める量を増やして活用していく方針です。

出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)

今後の展望

廃プラ油化装置の研究開発を進め、ペレットに戻すマテリアルリサイクルと合わせて、廃プラの用途拡大に取り組む考えです。

事業者の声

従来は限られたものしかペレットにできなかった。 今では粉砕機に入るものならペレット化できる。引き取れる廃プラの種類が広がったので、もっと原料を集める量を増やし活用していきたい

公式の事例集より(原文のまま)

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出典・注記
  • 出典:公式の事例集(令和元年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文からAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。