高炉送風機を電動駆動に替え、年7,485.9klの省エネ

✓ 経産省などの認定・選定

成果年7,485.9klの省エネルギーを実現した。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 蒸気タービン駆動式の送風機を電動駆動式に替え、高温高圧蒸気を発電に回せるようにした。
  • 駆動用蒸気の減温減圧によるエネルギーロスを解消した。
  • 余剰蒸気で発電量を増やし、購入電力も削減した。

事業者のプロフィール

法人番号3010001008848
所在地北海道室蘭市
業種鉄鋼業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 駆動用蒸気のエネルギーロス駆動用蒸気は所内の高温高圧蒸気を減温減圧して使っていたため、エネルギーロスが生じていた。

やったこと

  1. 事業の内容室蘭地区の製鉄所で、高炉送風機を蒸気駆動から電動機駆動へ更新した。製品は自動車の重要保安部品に多く使われている。
  2. 電動駆動式の高炉送風機を導入蒸気タービン駆動式2基のうち1基を撤去し、同期電動駆動式の高炉送風機を新たに導入した。余剰となった蒸気を残るタービンに回し、発電量を20MW増やした。増えた電力のうち16MWを新送風機に割り当て、残り4MWで購入電力を削減した。
  3. 送風機の仕様高炉送風機は最大送風量5,270Nm3/min、最大吐出圧力0.42MPa、電動機出力28,000kWとした。

補助金を使った経費

  • 高炉送風機(同期電動駆動式)1台冷却塔バグフィルタ放風配管経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は年7,485.9klとなった。
  • 高温高圧蒸気で発電した電力を使えるようになり、エネルギー効率が飛躍的に向上した。
  • 発電量増加のうち4MW分で購入電力を削減した。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

補助金・助成金

  • 基礎素材産業の低炭素化投資促進に向けた設計・実証事業経済産業省・6.57億円・2022年7月
  • 基礎素材産業の低炭素化投資促進に向けた設計・実証事業補助金経済産業省・14.66億円・2022年5月

事業者の声

従来、高炉送風機を蒸気タービンで駆動させていましたが、駆動用蒸気は所内の高温高圧蒸気を減温減圧して利用していたため、エネルギーロスが発生していました。今回、同期電動駆動式を新たに導入することで、高温高圧蒸気で発電した電力が使用可能となり、エネルギー効率が飛躍的に向上しました。鉄鋼業は、多量のエネルギーを消費する産業であるため、今後も継続してエネルギーの高効率化を推進し、省エネを実現していきます。

北海道の鉄鋼業
出典・注記

今後の展望

今後も継続してエネルギーの高効率化を推進し、省エネを実現していく。

製造業のほかの採択事例

製造業の事例をすべて見る