中小企業省力化投資補助金申請時期 2024年 11月・カタログ注文型製造業福島県

マカロンの焼成を半分の時間にし、ほかの菓子づくりとSNS発信に回す

松月堂菓子店

成果マカロンの焼成が1人で2時間から1人で1時間になった。

この事例のポイント

  • 昭和元年創業の和菓子店で、白ささぎ餡のきんとんまんじゅうを名物とし、2018年からマカロンも販売している。
  • マカロンの焼成に1人で2時間かかっていた。
  • 地元の商工会の紹介で補助金を知り、申請から導入、補助金の振込までが短期間で進んだ。
  • 空いた時間をほかの食品の生産増と、SNSの発信による新規受注の獲得に充てている。

事業者のプロフィール

事業者名松月堂菓子店
所在地福島県
業種和菓子の製造・販売(マカロンも販売)
従業員数3人
相談先株式会社フジマック

事業の経緯

昭和元年(1926年)に創業した和菓子店で、白ささぎ餡のきんとんまんじゅうを名物としている。2018年からはマカロンの販売も始めた。マカロンの焼成に時間がかかっていたため、地元の商工会の紹介で省力化投資補助金を知り、スチームコンベクションオーブンを導入した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • マカロン焼成に時間がかかる昭和元年(1926年)創業の和菓子店で、白ささぎ餡のきんとんまんじゅうを名物としている。2018年からはマカロンの販売も始めたが、焼成に1人で2時間かかり、従業員3名の店にとって大きな負担だった。

やったこと

  1. スチームコンベクションオーブンの導入地元の町の商工会の紹介で省力化投資補助金を知った。マカロンの焼成時間を短くし、ほかの食品の生産やSNSでの発信に時間を回すために、カタログ掲載のスチームコンベクションオーブンを導入した。販売事業者が搬入時に半日でセットアップまで行い、繁忙期に間に合うように導入が完了した。

事業の効果

  • マカロンの焼成が1人で2時間から1人で1時間になった。
  • ほかの食品の生産を増やせるようになった。
  • 空いた時間にSNSの発信などを行い、新規受注の獲得につなげている。

審査の観点ごとの評価

中小企業省力化投資補助金の公募要領にある審査の観点10つで見ています

観点の平均2.0 / 5
直近の回(第6回)の採択率63.9%応募1,841件・採択1,176件

出典:公募要領 p.30(審査項目)

技術面35%
  • 省力化の効果3

    焼成が1人2時間から1時間になったと書かれ、時間半減は読み取れるが、省力化指数や算出根拠は示されていない。

  • 投資の回収1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 付加価値の伸び1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 自社に合わせた設備2

    カタログ掲載のスチームコンベクションオーブンを導入したと書かれ、汎用設備の導入環境に応じた構成や組み合わせの説明はうかがえない。

計画面50%
  • 体制と資金2

    従業員3名の店で補助金申請から振込まで短期間で進んだとあるが、財務状況や資金調達、サイバーセキュリティ対策は書かれていない。

  • 優位性とスケジュール3

    導入が繁忙期に間に合うよう完了し、販売事業者が半日でセットアップまで行ったと書かれ、遂行スケジュールの一端は読み取れる。

  • 賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 会社全体への効果4

    空いた時間をほかの食品の生産増とSNS発信に充て、新規受注獲得につなげたと書かれ、会社全体への成果が具体的に読み取れる。

政策面30%
  • 地域経済への波及2

    福島県の和菓子店で地元の商工会の紹介を受けたとあり、地域との関わりはうかがえるが、地域波及効果の記述は乏しい。

  • イノベーション1

    公開されている事例からは読み取れません。

補助金を使った経費

冊子の内容から、省力化投資補助金の経費区分にあてはめた区分です。

  • カタログ掲載の省力化製品スチームコンベクションオーブン

事業者の声

地元町の商工会の紹介で補助金を知った。

補助金申請→製品導入→補助金振込までの流れが迅速だった。

販売事業者は製品搬入時に丁寧にサポートしてくれ、半日で完全に使えるところまでセットアップしてくれた。繁忙期に間に合うように導入が完了した。

福島県の和菓子店(従業員3名)
出典

相談先と計画づくり

商工会
ITベンダー株式会社フジマック

マカロンの焼成にかかる時間を導入前と導入後で比べ、空いた時間をほかの食品の生産とSNSの発信に充てる形で省力化の効果を整理した。

今後の展望

空いた時間でほかの食品の生産を増やし、SNSの発信などで新規の受注獲得につなげていく。

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