保育施設を譲り受け、病児保育と自園での給食を始める

KJ不動産開発(売上高:1億円~3億円)

成果病児保育を新たに始められ、園での調理が他の園との違いになり、園児数が大きく増えた。

店舗改装に使える公募中の補助金 34件を見る

この事例のポイント

  • 不動産の経験を生かした立地選びで保育事業を展開してきた。
  • 市場が伸びている自主保育の事業を広げるため、施設を事業譲渡で引き継いだ。
  • 医務室と倉庫の間仕切りを改装し、病児を分けて預かる場所をつくった。
  • 引き継いだ職員の不安には、全員と面談して理解を得た。

事業者のプロフィール

事業者名KJ不動産開発(売上高:1億円~3億円)
所在地東京都
業種不動産管理・保育事業

事業の経緯

不動産事業と委託保育事業を2本の柱にしてきた会社である。保育事業では、不動産の経験を生かして出店の立地を選んできた。

今後も安定して伸びるには、市場が広がっている自主保育の事業を大きくする必要があると考えていた。

そうしたなかで、顧問から保育施設の譲渡案件を紹介され、事業譲渡で引き継いだ。事業承継・引継ぎ補助金で施設を改装して病児保育を始め、調理の人を雇って園で給食をつくれるようにした。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 自主保育事業の拡大不動産事業と委託保育事業を2本の柱にしてきた。安定して規模と売上を伸ばすには、市場が伸びている自主保育の事業を広げ、ノウハウをためる必要があると考えていた。
  • 引き継ぐ施設の老朽化顧問から保育施設の譲渡案件を紹介され、事業譲渡で引き継いだ。施設は古くなっており、病児を分けて預かる場所もなかった。

やったこと

  1. 病児保育の場の整備病児保育を自社で提供するため、医務室と倉庫の間仕切りを改装し、必要な設備も入れた。
  2. 自園での給食園で給食をつくるため、新たに調理の人を1名雇った。
  3. 職員の受け入れ引き継いだ職員は受け入れに不安を持っていたが、全員と面談して理解してもらった。

補助金を使った経費

事業の効果

  • 施設の改装と設備の更新で、病児保育を新たに始められた。
  • 園での調理が他の園との違いになり、利用者が増え、園児数も大きく増えた。
  • 安心して使える施設になり、サービスの質が上がった。

審査の観点ごとの評価[1]

事業承継・M&A補助金

観点の平均3.3 / 5
15次の採択率[2]61.3%応募551件・採択338件

この事例が強かった観点

  • 4
    承継を機にした取組の目的自主保育事業の拡大とノウハウ蓄積が必要という課題認識があり、施設譲渡という手段と目的が明確につながっている。
取組の目的・必要性4.0
  • 承継を機にした取組の目的4

    自主保育事業の拡大とノウハウ蓄積が必要という課題認識があり、施設譲渡という手段と目的が明確につながっている。

実現可能性3.0
  • 計画の具体性と体制3

    顧問紹介による事業譲渡、医務室改装、調理人1名採用、全職員との面談と、取組内容と体制が具体的に示されている。

収益性3.0
  • 売上・利益の見込み3

    病児保育の開始と園児数の大きな増加が述べられ、売上・利益の増加が示唆されるが、金額や数字での裏付けは乏しい。

継続性3.0
  • 事業の継続3

    職員全員と面談して理解を得たと述べられ、引き継いだ職員の継続に配慮している。ただし将来の成長計画は詳しく書かれていない。

出典・注記
  1. [1]審査の観点の点数は、事業承継・M&A補助金の公募要領にある観点で当社が付けたもので、実際の審査の点数ではありません。
  2. [2]この事例の回が分からないため、採択率は直近の回(15次)の数字です。

今後の展望

病児保育と園での給食で利用者が増えた流れを保ち、安定した運営を続ける。園児がいつも定員まで集まる保育園をめざす。

事業承継・M&A補助金とは

直近の15次の採択率は61.3%(応募551件・採択338件)。いま申請できる回の締切・補助額・対象経費は、最新の公募の解説でまとめています。

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