多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
有限会社小倉鋼材
成果工場の見回り回数 10回/日→3回/日
| 事業者名 | 有限会社小倉鋼材 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 太田市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 600万円 |
| 設立 | 1986年 |
当社は厚板鋼材を切り出す加工から、マシニングによる小物部品の単品加工までを行っている。厚板鋼材は機械装置や金型などの原材料となり、材料メーカーから鋼材の厚さで買い付け、受注を予測して在庫を確保している。顧客からは受注から出荷までのリードタイムの短縮が要望されていた。
抱えていた課題
やったこと
フィールドワンに依頼し、当社の業務内容に即したバーコードシステムを製作した。受注伝票から加工指示書が自動で作成され、切断工程・面研削・マシニングの各工程で「未着手」「着手」「完了」を確認できる。社内無線LANの構築、システムソフトのインストール、社内教育を行いシステムを導入した。仕様変更を繰り返してブラッシュアップしたが、加工指示書の一部は手書きで必要事項を書き加える必要が残った。
| ソフト | バーコード管理システム(生産管理システム) |
|---|---|
| その他 | 社内無線LAN |
進捗状況が事務所や作業者のパソコンで確認できるようになり、全社員が受注状況や進捗を従来より早く容易に把握できるようになった。複数工程にまたがる加工もスムーズに進められ、作業時間が短縮して生産効率が向上した。工場の見回り回数と指示書作成時間が減り、従来は納期が間に合わず受注を見送っていた案件も受注できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1986年設立の鋼材会社で、厚板の溶断から小物部品の単品加工までの事業を行うとあるが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
顧客発注が常に変動し、短納期化が要望されているという外部環境は読み取れるが、競争優位性の根拠となる自社の強み分析は薄い。
短納期化と材料手配の課題を認識し、バーコード管理による進捗一元化で解決を図る流れが示され、受注増も見込んでいる。
指示書作成時間を1件平均15分から10分程度に短縮し、さらに5分程度を目指す数値目標が示されている。付加価値額の目標は書かれていない。
フィールドワンへの依頼や社内教育の実施は書かれているが、人材や事務処理体制の具体的な確保状況は読み取れない。
顧客からの短納期要望はうかがえるが、製品の価値や顧客ターゲットの整理、選ばれる理由の記載は乏しい。
システム仕様変更の繰り返しや作業者提案による改良継続は書かれているが、中長期の遂行スケジュールは具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
厚板鋼材の溶断加工という分野の普及度や高付加価値化の度合いについては、わずかに触れられているにすぎない。
受注増や新規顧客獲得の見込みはうかがえるが、地域経済波及や雇用創出といった国が補助する積極的理由は書かれていない。
見回り回数が1日10回から3回程度に減少し、指示書作成が短縮されたと効果が示されているが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
バーコード管理と社内無線LANによる進捗の一元化は取り組まれているが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
太田市の所在地は示されるが、地域の特性を活かした付加価値創出や地域成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
生産管理システムの運用を通じて一層の生産効率化を図り、コスト削減と短納期化を進めて受注増につなげていく。新規顧客の獲得による受注増加を狙う。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
3D CAD/CAMシステムを業者から導入し、最適なシステム端末の設定について検討・調整を行った。
効果:加工開始までにかかる時間を短縮(1/4以下)