特殊ストレッチ織物等の効率的な製織技術の開発
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
株式会社フロンティア
| 事業者名 | 株式会社フロンティア |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 富山市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1986年 |
当社は薄物裁断機やプレス機、アルミサッシ長尺加工機、各種省力化機械・治具などを製造・販売しており、主力の薄物裁断機・プレス機は独自の「カム・トグル方式」を採用し、空圧・油圧不使用、低騒音、省電力、精度の安定を実現している。平成20年ごろに新事業として点字打刻機の開発に着手し、ステンレスにフッ素ゴムを張り合わせた2層構造の金型で大幅なコスト削減と鮮明な打刻を実現し、この金型技術で特許を取得している。障害者優先調達推進法の施行により障害者福祉施設からの物品・サービス購入が推進されているが、低賃金や仕事不足などの問題が残っていた。
抱えていた課題
やったこと
2層構造の金型を採用し、フッ素ゴムのクッションが材料にかかる余分な圧力を吸収することで、ストロークを調整せずに鮮明な打刻を可能にした。これにより制御システムを単純化・小型化し、従来は外付けだった大型の制御盤をプリント基板化して本体内部に収納した。操作も単純化して技術者でなくても操作できるようにした。作業者の負担軽減のため電動化し、手や足で軽く押すだけで打刻できるペダルを採用した。富山及び高岡市内の障害者福祉施設で試作品のテストを重ね、入所者や施設従業員の声をもとに利便性や安全性を改良した。
新しい製品・サービス:電動式点字打刻加工機(2層構造の金型を用いた、使用が簡単で確実かつ安価な点字打刻加工機)
電動式点字打刻加工機が平成26年4月に完成し、官公庁などへのPR活動を経て、障害者福祉施設での作業実績を得たことで導入が進んだ。現在は富山、高岡、兵庫県朝来市の3施設や富山県庁、富山大学、富山県視覚障害者福祉センターに導入されている。平成27年5月には富山県および富山市のトライアル発注商品に認定された。自社開発製品の実績により社員の士気が向上し、点字打刻機の認知拡大で従来製品の顧客からの企業イメージも向上し、受注増などの相乗効果があった。
将来的には全国の障害者福祉施設への展開を考えており、まずは富山県内での実績を得るため県内の官公庁などへの働きかけを進める。施設での仕事量を増やし作業工賃のアップを図り、障害のある人々が経済的自立に近づけるよう力添えしていきたい。
楽しい機械をありがとう
公式の事例集より(原文のまま)
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
3Dプリンターにより樹脂製試作金型を製作し、マイクロブラスト機で表面処理を行った。
効果:1型あたりの加工時間 3日間→1.5日間