3次元曲面を取入れた鉛フリーメタルジグの試作開発
鉛が主流のオモリに対して、特許を申請できるほど新しい合金素材を開発した。
株式会社ハイメック
| 事業者名 | 株式会社ハイメック |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 富山市 |
| 業種 | 卸売業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
当社は医療機器とそれに付随する検査用試薬を販売する商社で、主力商品は心筋梗塞治療用の機器やペースメーカーなど循環器内科・心臓外科系の機器であり、県内の国公立病院などに納入している。営業は医療現場で医師や看護師に情報提供するスタイルで、社員個人の資質が業績を左右する体制といえる。以前の課題解決型医療機器等開発事業により、メーカーや研究機関とのつながりが生まれていた。
抱えていた課題
やったこと
富山大学が出願している特許を活用して眼振検査用の撮影・記録機器を開発することとなり、製造を担うメーカーと協力して試作を重ねた。機器はフレンツェル眼鏡に装着する形状とし、国内シェアの8割以上を占める2種の製品の規格に適合するアダプタを製作する方針とした。当初はカメラとモニタを一体化する計画であったが、技術やコストの制約により断念し、独立したモニタに無線で映像を転送する方式とした。富山大学による臨床評価を受けた。
新しい製品・サービス:フレンツェル眼鏡用の簡易着脱式「撮像・表示システム」
軽量で従来に比べ携帯性に優れた撮影・記録機器の試作品が一応完成した。富山大学による臨床評価では、臨床現場での使用に一定の有用性があると評価された一方、サイズやモニタが独立している形態などに改良の余地が残った。現時点では商品化には至っていない。商社がメーカーと医療従事者の仲立ちとなる役割の有益性も認識できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
以前の課題解決型医療機器等開発事業との つながりや、納入先大学との交流が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。経営戦略上の明確な位置付けは書かれていない。
医療機器販売の信頼関係や営業スタイルは書かれるが、市場動向や自社の経営資源の強み・弱みを踏まえた競争優位性の説明は読み取れない。
フレンツェル眼鏡の撮影・記録が困難という課題は具体的に書かれているが、高付加価値化や成長につながる事業計画の内容は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
大学・メーカー・支援機関と協力して試作を進めた体制は書かれるが、人材や事務処理能力の具体的な確保状況は薄い。
在宅医療への活用可能性や、フレンツェル眼鏡の国内シェア8割以上という数字を挙げ、ニーズの裏付けが示されている。
独立モニタ方式への変更や商品化に向けた課題が書かれ、今後のアプローチも示されるが、スケジュールや解決方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
フレンツェル眼鏡は耳鼻科で一般的な検査機器とされ、既存製品との差別化を示すが、高価格化や高水準化の数字は示されていない。
医療現場での有用性や在宅医療への展開可能性にふれるが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
無線で映像を転送する方式や在宅医療への活用可能性にふれるが、地域やサプライチェーンへのイノベーション貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
富山県内の医療機器販売会社という地域性はうかがえるが、地域の経済成長や雇用創出を牽引する記述は読み取れない。
今回の試作品の技術は将来的に在宅医療などに活用できる可能性があり、商品化に向けてより臨床に適した機器を開発するため、本事業の成果を活用して今後もアプローチを行っていきたいと考えている。また商社として、ものづくり事業における商社の企画・プロデューサー的役割の有益性を広めていきたいとしている。
鉛が主流のオモリに対して、特許を申請できるほど新しい合金素材を開発した。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
ガス分解能力評価システム(リアクター)を導入し、光触媒プレートの活性度を点検できるようにした。