中国等から仕事を取り戻すための「高速・高品質のバレル研磨装置および付帯装置」の試作開発
ダイカスト部品を傷つけない「振動バレル条件の最適化法」を用い、群馬県立群馬産業技術センターと協業して、振動バレル研磨の条件を4つのパラメー…
効果:7~10%の生産性向上を達成
株式会社ハイビックス
| 事業者名 | 株式会社ハイビックス |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 瑞穂市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 58人 |
| 資本金 | 2,400万円 |
| 設立 | 1954年 |
1951年にビニール製品メーカーとして創業し、マットやポータブル浴槽などの介護・健康用品、旅行用品、産業資材まで幅広く手掛けてきた。介護用品では自社ブランドのエアマット製品の開発を進めていた。日本製と台湾製の品質評価を比較したところ、品質評価項目点数の割合比で日本製が20〜34%の優位性を示した。
抱えていた課題
やったこと
欧州向けマットレスの開発にあたり、材料のサンプリングと試験、形状試作、品質評価試験、フィールドテストを実施した。頭部、肩部、腰部、仙骨部、膝部、踵部にそれぞれ対応したエアセルを配置し、負荷が最も大きい仙骨部には、エアセルを上層・中層・下層の3層構造としたエアマットを試作した。これまで外注していた電動ポンプの設計、開発、製造を自社で行い、エアマットシステム全体の構築を試みた。そのために30kw高周波溶接機を改造し、CPRコネクター・エア止め栓の金型一式と3連チューブ金型一式を購入した。
| 加工機 | 30kw高周波溶接機(改造) |
|---|---|
| 金型 | CPRコネクター・エア止め栓金型一式 |
| 金型 | 3連チューブ金型一式 |
| その他 | 電動ポンプ |
新しい製品・サービス:3層構造のエアマットレスによる褥瘡予防マットレス(ヨーロッパモデル)
安全性と高機能を兼ね備えた自社製品の販売を始め、自社ブランド化を実現した。ポンプによる空気圧の調整で140kgの人にも対応し、常に20mmHgを保つ。オランダの販売代理店で取り扱われ、ドイツでも事業展開を図っている。中東の医療機器展に出展し、インドネシアやタイなど東南アジア市場の開拓も進めている。電動ポンプの自社開発により車いすへの応用や小型マットレスの商品化も研究され、今後の汎用性が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1951年創業のビニール製品メーカーで介護用品を手掛けてきた経緯があり、自社ブランドのエアマット開発へつながる一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
台湾製との品質評価で日本製に20〜34%の優位性があり、高周波ウエルダー等の技術力を強みとして、欧州市場で機能面に勝る製品を提供する方針が具体的に書かれている。
国内市場の限界、台湾製の流通、製造コストの高さが課題として挙げられ、自社製造や電動ポンプ内製化で対応する方向は読み取れるが、コスト低減の数値目標は示されていない。
欧州や東南アジアでの市場開拓の進捗は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されていない。
従業員数58人や設立年は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえる程度である。
140kgの人にも対応し20mmHgを保つ圧力分配、三層構造による底付き防止など、製品の価値と選ばれる理由が具体的に書かれている。
材料試験、形状試作、品質評価、フィールドテストという段階と、オランダ代理店やドイツでの展開が書かれており、遂行方法の流れは読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
台湾製が多数を占める欧州の褥瘡予防マットレス市場で、日本製が品質評価で20〜34%優位という高水準の製品開発を図っている点が読み取れる。
欧州や東南アジアへの展開や車いす・動物用への応用期待が書かれているが、雇用創出や経済波及効果の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
電動ポンプを自社開発し、圧力を自動で調整する空気圧制御でエアマット全体の機能を実現した点は技術革新として読み取れるが、デジタル技術の活用や地域サプライチェーンへの貢献までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地域である瑞穂市に所在する企業で、高付加価値製品の海外展開を進めている点は読み取れるが、地域経済への効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
車いすへの応用や動物用など小型マットレスの商品化に向けた研究が進められ、今後の汎用性が期待される。
「空気でふくらむ」製品づくりを追求
公式の事例集より(原文のまま)
ダイカスト部品を傷つけない「振動バレル条件の最適化法」を用い、群馬県立群馬産業技術センターと協業して、振動バレル研磨の条件を4つのパラメー…
効果:7~10%の生産性向上を達成
試作品開発で金型を不要とし、低コストかつ高精度に成形できる3Dプリンターを導入し、提案される試作開発に対応できる生産設備を確保した。
効果:5年で600社以上増えた
高機能三次元スキャナー、CAD/CAM、マシニングセンターを導入し、金型作製の工程を見直した。
効果:金型原型作製時間 10時間→0.5時間