被災農地復興に寄与する国産飼料米を利用した6次産業化ビジネス
補助金を活用し、飼料用米を高温蒸気で加熱して糊化させる小型貫流ボイラーと周辺設備を導入した。
株式会社北斗商販
| 事業者名 | 株式会社北斗商販 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 滝川市 |
| 業種 | 建築材料、鉱物・金属材料等卸売業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 2,950万円 |
| 設立 | 1970年 |
株式会社北斗商販は建設資材を取り扱う会社で、関連会社に生コン会社2社(コスモ生コン、アサヒ生コン)がある。全国の生コン工場から排出されるスラッジは推計約100万立方メートルで、その量は札幌圏の1年間の生コン需要とほぼ同じである。ダンプ1台あたりの処分費用は地域差があるものの最低10万円、地方では20万円以上になることもある。
抱えていた課題
やったこと
JIS A 5308付属書Dに規定されている「トラックアジテータのドラム内に付着したモルタルの使用方法」を実用化したシステムを開発した。規格には、ドラム内に保存する方法と専用容器に保存する方法の2種類があり、後者は開発・技術部の小原部長が提言してJISに追加されたものである。ドラム内の付着モルタルを安定剤希釈液(安定剤1に対し水49)で洗浄し、専用の保存容器に排出して新たなコンクリートに混ぜ込み再利用する。排出されたモルタルはバイブロスクリーンで粒子を分ける工程を経る。開発当初は配管詰まりや排出弁の切り替え不良などの失敗が続いたが、構成を繰り返し見直して改良した。このシステムは特許を取得し、「Repro」と名付けられた。
新しい製品・サービス:付着モルタルリサイクルシステム「Repro」(特許取得)
最大50%程度のスラッジ削減が可能になり、廃棄物の量を大きく減らせる。付着モルタルはJISの「お墨付き」製品として新たなコンクリートに再利用でき、品質の劣化はないとされている。スラッジをリサイクルできることで処分費用を抑えられるほか、運搬ダンプの台数を減らしてCO2削減にもつながる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
関連会社の生コン事業に携わった経験から取り組んだと書かれており、過去の事業との関連は読み取れるが、経営戦略上の位置づけまでは書かれていない。
特許取得の技術で、国内約3000の生コン工場への導入を見込み、業界で注目されていると書かれ、競争優位が具体的にうかがえる。
スラッジ処分費はダンプ1台10万〜20万円と具体的な数字で課題が示され、最大50%の削減が見込めると書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
開発で配管詰まりや排出弁の不具合が続き、何度も構成を見直したとあるが、実施体制や人材の記載は乏しい。
処分費が高いことや、国内約3000工場が対象であることが示され、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に読み取れる。
JIS規格付属書Dに沿った方法や保存の2方式は書かれているが、遂行スケジュールや期間の記載はない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
生コンスラッジの廃棄問題を日本で初めて解決するシステムとして紹介され、業界で従来ほぼ対策がなかった点が示されている。
全国のスラッジ推計約100万立方メートルや、運搬ダンプ減数によるCO2削減が示され、社会的な意義が具体的に読み取れる。
処分費削減や最大50%のスラッジ減少は示されるが、補助金投入額や費用対効果を示す投資額の記載はない。
業界全体の廃棄問題の解決に触れてはいるが、デジタル技術や新たなビジネスモデルの記載はわずかにうかがえる程度。
資源の再利用やコンプライアンス改善の意義は書かれているが、市場成長や産業構造の転換との関連は示されていない。
本社は滝川、営業所は札幌にあると書かれるが、地域の特性を生かした高付加価値化や雇用創出の記載は乏しい。
国内約3000の生コン工場への導入が進めば、コスト面と環境面で得られるメリットは計り知れないと見込まれている。
補助金を活用し、飼料用米を高温蒸気で加熱して糊化させる小型貫流ボイラーと周辺設備を導入した。
従来の振動型パーツフィーダーによる供給方式に代えて、新しい微量計量機を導入した。
効果:製造部門売上比率 20%→30%
塗装工程のマスキング作業を対象に製品開発を行うこととし、3Dプリンタ、3Dスキャナー、3D切削加工機、3D CAD、レーザー加工機を導入し…