高齢者施設向け新統合システムの商品化開発事業
中小規模の高齢者施設及びサ高住の新設・リフォーム等をターゲットに、新統合システムの試作品を開発した。
効果:ナースコールボタン筐体の低価格化を実現
株式会社 サイバーリンクス
| 事業者名 | 株式会社 サイバーリンクス |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 和歌山市 |
| 業種 | 情報サービス業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 481人 |
| 資本金 | 7.87億円 |
| 設立 | 1964年 |
株式会社ニュートラルの製品をベースにしたEDIパッケージ「BACREX」の開発・販売を主な業務としていた。流通業では約40社のパートナー企業を経由して提供し、発注者側約130社と受注者側約13,000社が利用していた。EDI導入企業間で様々な情報を発信できることに着目し、BtoBの販促支援媒体の開発を始めた。
抱えていた課題
やったこと
取引事務の合理化を可能にする商取引支援サービスと、営業力強化を支援する販促支援サービスを連動させたシステムを試作開発した。各種事務処理画面の下部に関連製品や技術のバナーを設定し、クリックするだけでマッチングした情報を入手できる仕組みとした。発注側企業には無料で提供し、受注側企業も自社製品や技術を売り込める。開発と並行して、ファーストユーザーとなる東証一部上場の医療機器メーカーに受注してもらい、2016年秋からサプライヤ数社と試験運用を始めた。
新しい製品・サービス:無料の企業間商取引支援サービスと連動した販促機能を持つ販売促進システム
従来型EDIと比べて導入費用を大幅に削減でき、運用コストがゼロになることが導入の決め手になった。サプライヤ側も発注会員になれば購買業務の費用が不要になる。補助事業として採択されたことで、ステークホルダーの理解が得やすくなり、外部に認められたことが社員の自信にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
旧EDI製品『BACREX』の開発・販売が本業だったと書かれ、既存事業との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
約40社のパートナー経由で発注側約130社・受注側約13,000社が利用とあり強みは読めるが、市場動向や競合との比較は書かれていない。
商談機会の少なさという課題と、販促連動の新ビジネスモデルで解決する構図は読めるが、高付加価値化や成長の数値目標は示されていない。
2017年に発注会員30社・受注会員1,500社、2020年に120社・6,000社という目標は示されるが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員数481名と記載はあるが、補助事業を担当する体制や事務処理能力について具体的な記述はない。
受注側企業が無料で自社製品を売り込めること、導入費用が従来EDIの約10分の1以下で運用コストゼロという点が具体的に書かれている。
2016年秋からサプライヤ数社と試験運用、その後一般公開に向けた準備中とスケジュールの流れは読めるが、課題解決の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無料の企業間商取引支援と販促連動を組み合わせ、国内で無料提供の例がなく日本で最初の事業と書かれている。
中・小規模製造業者の成長の原動力になることが期待されるとあるが、雇用や波及効果の数値は示されていない。
導入費用の削減率は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれていない。
EDI導入企業間の取引データを基盤に、発注側と受注側の双方に新たな商談機会を生むサプライチェーン型の仕組みが具体的に書かれている。
中・小規模事業者の成長を支える取組とあるが、日本経済の構造転換への言及は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
2017年に発注会員30社、受注会員1,500社、2020年までの中期計画では発注会員120社、受注会員6,000社を目指している。札幌、東京などの展示会出展や、ポータルサイト「OCCA」の公開も控えている。
本事業が客観的に評価されたとしてステークホルダーの理解を得られやすくなったのは大きな成果であると思っています。
公式の事例集より(原文のまま)
中小規模の高齢者施設及びサ高住の新設・リフォーム等をターゲットに、新統合システムの試作品を開発した。
効果:ナースコールボタン筐体の低価格化を実現
高速・高周波回路基板の設計解析ツールであるADSを導入し、ADSによるシミュレーション技術を確立した。
最新OS(Windows10)に対応した販売管理パッケージソフトを開発し、税制改正に伴う価格改定作業を支援する機能を改良した。