部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
旭光通信システム株式会社
成果生産量 1倍→2倍
| 事業者名 | 旭光通信システム株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 川崎市 |
| 業種 | 情報通信機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 2,520万円 |
| 設立 | 1946年 |
当社は鉄道通信機器や情報通信システム機器などを設計から製造・販売まで一貫して手がけている。近年は固有技術を活かして道路通信市場へも進出している。高速道路用非常電話機やETCインターホンシステムは耐久性や耐候性を高めるため、板金筐体の素材として厚さ2.0mm以上のステンレスへの転換を求められている。
抱えていた課題
やったこと
厚板加工、プレス加工、レーザー加工、ネットワーク化の4項目を満たす機種を条件に検討し、アマダ製工程結合マシンLC2012C1NTを選定して導入した。導入機はレーザー加工機であり、パネルで指示すれば自由な形を自動で切り出せ、隙間なく効率よくカットでき、材料の無駄も出にくい。複合機のためパンチによる打ち抜き加工やタップ(ねじ切り)加工も1台でできるようになった。厚さ0.5〜6mmまでの材料をカットできる。
| 加工機 | アマダ製工程結合マシン LC2012C1NT |
|---|
旧設備の加工能力の低さと工程数の多さという課題を解決し、工程のネットワーク化も実現した。これにより内製化による道路通信機器の製造力と競合他社との競争力が強化された。レーザー加工により材料の無駄が減り、歩留まりも非常に良くなった。タップ加工が人手から機械に置き換わり、生産量は約2倍になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
外注加工の課題と内製化による製造力強化の方針は読み取れるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
高速道路用非常電話機でシェア60%、ETCインターホンで90%と数字があり競争力は読み取れる。ただし外部環境分析の記述は薄い。
ステンレス転換要求への対応として、加工能力と工程数という課題を挙げ、工程統合マシン導入で解決すると具体的に書かれている。
生産量が約2倍になったと具体的な数字が示されている。賃上げや付加価値額の目標値は書かれていない。
設計・基板・ソフトまで社内で対応する体制が記載されているが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記述は薄い。
高速道路用非常電話機とETCインターホンのシェアなど顧客と選ばれる理由が数字で示されている。
板金サンプル提示やマニュアル化による今後の展望はあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
厚板ステンレスの板金加工は高付加価値とうかがえるが、分野の普及度や高水準化を示す記述は乏しい。
高速道路の非常電話機やETCインターホンなどインフラ設備を担う点はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の記述は薄い。
生産量約2倍、材料の無駄削減、歩留まり向上など効果は示されているが、補助金額に対する費用対効果の数字はない。
レーザー複合機による工程のネットワーク化はうかがえるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
八戸事業所での地元製造や中学生・高校生の工場見学など地域への関わりはうかがえるが、地域成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客への板金サンプル提示と、作業のマニュアル化を進めることで、道路通信機器市場での受注拡大を図る。高速道路用非常電話機で約60%、ETCインターホンシステムで約90%のシェアを獲得している。八戸から安代の区間の古い設備の入れ替えも狙っている。仕事が増え工場が手狭になったため、1〜2年以内に近くへ新工場を建て、自動倉庫の導入も検討している。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。