画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社薄衣電解工業
| 事業者名 | 株式会社薄衣電解工業 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 北上市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 73人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1958年 |
1958年に神奈川県で創業し、メリヤス編み機の編み針の電解研磨を手がけた後、電子部品業界の増産に合わせて圧着端子や半導体リードフレームのめっき加工を行ってきた。1985年に北上工場を新設してめっき事業を広げ、現在は全国約765社の顧客を持つ。半導体や電子部品から大きな機構部品まで多品種少量生産に対応することが強みである。
抱えていた課題
やったこと
受注後の作業指示票作成、帳票への転記、品質記録の保管、棚卸時の現品確認を手書きから生産管理システムへ移行した。マスターデータ管理による作業指示票の作成、バーコードを利用した帳票への転記、システムによる品質記録の共有、入出庫データ管理を導入した。導入には約2年を要し、現場意見の聴取に約半年、システム構築に約半年、システムチェックに約3カ月、データ入力と使用方法の習得に約半年をかけた。高年齢でパソコンに慣れていない工場スタッフには丁寧に操作方法と有用性を説明し、理解を得た。
| ソフト | 生産管理システム |
|---|---|
| その他 | バーコード読み取り機器 |
作業指示票の作成時間が全社で1日あたり2時間短縮された。部品の略図を手書きする必要がなくなり、読み違いなどの作業ミスが減って正確性が向上した。記入専任担当者がいなくても現場の製造担当者が入力できるようになった。納期確認もパソコン上で行え、再受注時は製品の細かなデータを打ち込む必要がなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手書き作業の課題とめっき加工のデパート化を目指す方針が書かれ、過去の技術蓄積との連続性は読み取れるが、戦略上の位置付けの具体性は薄い。
全国約765社の顧客、多品種少量生産への対応、技術力の高さを強みとして挙げ、景気の影響を受けにくい体制に触れている。
作業指示票を毎月8,000~10,000枚手書きしていた課題を認識し、生産管理システム導入で1日2時間短縮と記載されている。
作業指示票作成時間の1日あたり2時間短縮は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
業務課長が導入責任者を務め、現場意見聴取やスタッフ教育を行ったとあるが、補助事業の遂行体制の具体性は限定的。
顧客ターゲットや多品種少量生産の強みは読み取れるが、ニーズの裏付けを示す数字は限られる。
システム構築に約2年、意見聴取約半年、構築半年、テスト約3カ月、習熟約半年と段階ごとの期間が明記されている。
公開されている事例からは読み取れません。
めっき加工の中で多品種少量と技術力の高さを特長とする点はうかがえるが、高価格化の根拠は示されていない。
岩手県南部の自動車関連工場増加や自動車部品めっきの受注増に触れるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
作業時間短縮と記入ミス減少が書かれるが、投入額に対する費用対効果の数字は示されていない。
生産管理システムやデータ共有によるバーコード活用が記載され、デジタル活用はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岩手県北上市の地域性や県南部の自動車産業集積に触れ、地域の特性との関連は一部読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自動車部品のめっき加工の発注が増えると思われ、車載カメラなどのセンサー類も今後受注量の増加が予想される。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%