ものづくり補助金平成25年度情報通信業宮城県

中堅・中小小売・サービス業への来店客増加支援システムの試作開発

テクノウイング株式会社

この事例のポイント

  • 中堅・中小の小売・サービス業では、来店客を増やすことが課題になっている。
  • 「ベストカスタマー」の顧客・ポイントのデータベースと、大量のデータを高速処理するBIツールを、ネットワーク技術とソフトウエア技術の高度化によりクラウド上で連携させた。
  • 事業化5年後に2,000店舗へのサービス提供と2.4億円の売上獲得を目指している。

事業者のプロフィール

事業者名テクノウイング株式会社
所在地宮城県
業種情報サービス業
技術分野情報処理

事業の背景

自社開発のクラウド型顧客管理システム「ベストカスタマー」は、ポイントカード会員の個人データと実店舗での購買や来店データを紐付けて分析し、顧客抽出やEメール販促などのサービスを提供している。競争の激しい小売・サービス業では、実店舗に来店してもらう工夫が求められている。国内の小売・サービス業は170万店舗あり、そのうちポイントカードやビッグデータの活用に課題を抱える店舗が多い。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑中堅・中小の小売・サービス業では、来店客を増やすことが課題になっている。
  • 販路・情報発信実店舗に足を運んでもらうため、新規客への広告宣伝費よりも、既存のポイントカード会員の再来店を促す工夫が求められている。

やったこと

「ベストカスタマー」の顧客・ポイントのデータベースと、大量のデータを高速処理するBIツールを、ネットワーク技術とソフトウエア技術の高度化によりクラウド上で連携させた。POSデータや対象店舗の気象データ、SNS等のソーシャルデータを、データローダやコネクト機能で高速に取り込めるようにした。「ベストカスタマー」の顧客IDとPOSデータ、気象データ、ソーシャルデータを紐付け、BIツール上に分析用多次元DBを生成した。その分析から得た知見を店舗への増客につなげる情報創出(テンプレート)機能を実装した。来店客のタブレット端末やスマートフォン上のバーコードで顧客IDを読み取り、購買金額の入力で顧客IDと購買額、付与ポイントを紐付けて「ベストカスタマー」に生成する試作アプリも開発した。

ソフトベストカスタマーとBIツールを連携させた試作ソフト
ソフト顧客IDを読み取る試作アプリ

新しい製品・サービス:ベストカスタマーとBIツールを連携させた、ビッグデータ活用による集客支援システムの試作ソフト

事業の効果

事業化5年後に2,000店舗へのサービス提供と2.4億円の売上獲得を目指している。既存のポイントカードシステムとの連動により、既存事業の市場拡大と収益性の確保を図る。さらに、地域密着型の小売・サービス業への市場拡大も狙っている。

今後の展望

国内小売・サービス業170万店舗の中でも、ポイントカードや顧客データ、POSデータ、気象データなどビッグデータの利活用に課題を抱える飲食店、アパレル、洋菓子店、ペットショップをターゲット業種として、早期の製品化と事業化を図る。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。