回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社新野屋
| 事業者名 | 株式会社新野屋 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 柏崎市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 設立 | 1894年 |
1894年に羊羹を中心とした和菓子屋として創業した。初代が米菓製造に着手し、看板商品の「網代焼」は初代の開発からほとんど味を変えていない。商品は少数の素材と単純な工程で作られており、特に人気商品の「かたもち」は主原料の素材の味を活かす作りになっている。
抱えていた課題
やったこと
老朽化した蒸練機を一新するため、ものづくり補助金を申請した。初代の機械は古く設計図がなかったため、機械メーカーと何度も打ち合わせを重ね、新野屋専用の蒸練機を製造することとした。試運転で不備が見つかり何度も失敗したが、従業員と機械メーカーが一丸となって完成させた。
| 加工機 | 蒸練機 |
|---|
新しい製品・サービス:古代米を使った商品
蒸す温度と圧力を一定の設定でできるようになり、ベテラン職人の経験に頼っていた工程が安定した品質で生産できるようになった。生産工程の効率化と品質の安定が可能になった。さらに、もち米とうるち米だけだった原料に練り機の導入で古代米を加えられ、古代米を使った商品を販売できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1894年から米菓を作り続け、蒸練機の入れ替えで伝統の味を守る流れは読めるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
新潟産の米や古代米の商品化に触れるが、市場動向や競争優位性についての記述は見当たらない。
老朽化した蒸練機の入れ替えが課題として明記され、温度・圧力を一定にして品質を安定させる解決策が示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、古代米商品の販売開始という結果が示されるのみ。
従業員と機械屋が一丸となって完成させたとあるが、体制や事務処理能力についての具体的記述は薄い。
古代米を使った商品を販売できるようになったとあるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。
試運転での不備や何度もの失敗を経て完成させた経緯が書かれ、課題への対処の流れは読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
米菓の中でも網代焼など伝統的な商品が中心で、新規性の高い分野とは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
温度と圧力を機械で一定に設定できるようになったとあるが、デジタル技術の活用や地域への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
新潟産の米の味を活かす製法や柏崎市での事業が書かれるが、地域経済の成長への寄与は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
これからも安定して生産を続けるため、創業者の想いを大切にしながら、新野屋の味をしっかりと守っていきたい。
これからも安定して生産を続けるために
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。