回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
福山黒酢株式会社
| 事業者名 | 福山黒酢株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 霧島市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 128人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2003年 |
紅麹は沖縄県の特産品「豆腐よう」の製造に使用される紅色の麹で、中国や台湾では紅酒や老酒、漢方薬の原料として古くから利用されてきた。近年、紅麹菌が生産するモナコリンKにコレステロール低下作用があることがわかり、菌が生産する赤色色素も天然着色料として注目されている。福山黒酢は伝統製法で健康に役立つ黒酢を造り続けており、平成17年には日本初の黒酢専門レストランを開業し、年間20万人の来店がある。
抱えていた課題
やったこと
モナコリンKを多く含む紅麹株を選抜し、モナコリンKを高含有した紅麹の生産技術の開発に取り組んだ。試作の結果、量産化に成功し、最大で月産15kgの生産が可能となった。ただし手間がかかるため、製麹装置で生産試験を行い生産技術の高度化を進めている。紅麹と黒酢を使い、「紅麹黒酢」「紅麹黒酢ドレッシング」「紅麹黒酢だれ」の開発を行った。
| 加工機 | 加熱殺菌機 |
|---|---|
| 検査測定 | 分析機器 |
新しい製品・サービス:紅麹黒酢、紅麹黒酢ドレッシング、紅麹黒酢だれ
モナコリンKを高含有した紅麹の量産化に成功し、最大で月産15kgの生産が可能になった。紅麹黒酢などの黒酢加工食品を開発し、本年から販売を開始した。今後は臨床試験データを取得して機能性表示食品の許可を受け、コレステロールを低下させる食品としてPRしていく計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
黒酢の伝統製法と開発の流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との連続性は明記されていない。
紅麹の機能性は書かれているが、市場や顧客動向、自社の強み弱みとの関係は具体的に示されていない。
手間がかかる製麹の課題と装置での生産試験に触れ、量産化の取組があるが、高付加価値化への道筋は具体性が薄い。
最大で月産15kgの生産が可能になったと数字で示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
代表者名や従業員128名の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材に関する説明は書かれていない。
機能性食品として健康志向の顧客に届ける意図や受賞歴は読み取れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
臨床試験の取得、消費者庁の機能性表示食品の許可、インバウンド展開など今後の段階的な計画が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
紅麹によるモナコリンK高含有の機能性食品という、一般的に普及していない分野での新規開発であることが読み取れる。
高齢化社会での心筋梗塞などの予防という社会的背景はうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述は少ない。
補助金額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果はうかがえる程度にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島伝統の壷造り黒酢を活かした地域性は読み取れるが、雇用や地域経済への波及効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
臨床試験データをもとに消費者庁から機能性表示食品の許可を受け、コレステロールを低下させる食品であることをラベルや販促活動でPRしていく。紅麹はアジアで認知度があるため、インバウンド向け商品としての展開も進める。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
5軸複合加工機を新規導入した。
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