ものづくり補助金平成26年度情報通信業秋田県

医療点数の自動算定機能を備えた「医事会計システム」の構築により人的要因による請求ミスの発生を防止

山二システムサービス株式会社

この事例のポイント

  • 医療機関では医療点数計算の簡素化と算定漏れ及び請求ミスの防止が課題となっており、人的対応以外の解決方法が求められていた。
  • 医療点数の自動算定機能を備えた医事会計システムを開発した。
  • コストパフォーマンスに優れ、充実した自動算定機能を持ち、柔軟にカスタマイズできる医事会計システムが実現した。

事業者のプロフィール

事業者名山二システムサービス株式会社
所在地秋田県 秋田市
業種情報サービス業
従業員数55人
資本金2,000万円
設立1976年

事業の背景

当社は昭和51年の設立以来、病院情報システムのサービスを事業化している。強みである医事会計業務では長年の経験によりノウハウを蓄積したシステムエンジニアが多数在籍し、現在全国27の病院に医事会計システムを導入している。医療機関からは医療点数計算の簡素化や算定漏れ・過誤請求の防止へのニーズがあった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力医療機関では医療点数計算の簡素化と算定漏れ及び請求ミスの防止が課題となっており、人的対応以外の解決方法が求められていた。
  • 品質・精度既存ソフトウェアでは計算結果の表示に10秒程度かかっており、自動算定機能の実現には1~2秒程度での表示が必要だった。

やったこと

医療点数の自動算定機能を備えた医事会計システムを開発した。計算結果を1~2秒程度で表示させるため、最新のハードウェアとデータベースソフトを導入した。データベース管理システムにはInterSystems社のCachéを採用し、複雑なデータの高速処理・分析と高い拡張性・信頼性を確保した。連携仕様を一本化し、様々な電子カルテメーカーとの接続を可能にした。顧客独自の機能・帳票等を追加できる柔軟なカスタマイズ機能も搭載した。

  • ソフト医事会計システム
  • その他自動再来受付機オートエンポッサ自動精算機

新しい製品・サービス:自動算定機能を備えた医事会計システム

事業の効果

コストパフォーマンスに優れ、充実した自動算定機能を持ち、柔軟にカスタマイズできる医事会計システムが実現した。高速処理により膨大な診療データをほぼディスク容量の許す限り削除せず半永久的に蓄積できるようになった。標準化によりコストを他社比較で30%削減できる見込みで、自動算定機能により入力ミスを年間60%程度解消できると試算している。今後は同業大手と業務提携し、これまで接続できなかった電子カルテメーカーとも協業して全国の病院での シェア拡大を目指す。

今後の展望

同業大手との業務提携により機能強化と販売推進を行い、提携先を増やしていく。病院は5年単位で導入システムを見直すため、接続不可だった電子カルテメーカーとも協業し、全国の病院で医事会計システムのシェアを拡大していく。

  • 目標:他社比較で30%のコスト削減
  • 目標:年間60%程度解消
  • 目標:5年間で約70%のコスト削減

事業者の声

システムは日々、進化していく必要があり、定期的な機能改善を図りお客様のニーズに的確に対応できるサービスを展開していく。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。