価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
長津工業株式会社
| 事業者名 | 長津工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市伏見区 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 380人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1960年 |
同社は建設機械用油圧部品などを製造している。リーマンショック以降は円高の影響で中国製品との価格競争が厳しくなり、コスト面での対策が求められていた。生産工程の合理化とIT化による生産革新が必要と判断していた。
抱えていた課題
やったこと
使用工具にICチップを組み込み、部品加工時に必要な工具をロータリーストッカー(工具倉庫)から自動的に取り出す仕組みを導入した。これにより、多品種少量生産で手作業で行っていた工程の組み換えや工具選択をなくした。工具は一括保管とし、寿命管理も行えるようにした。工具のデータベースは、同社が培ってきた高度な機械加工技術のノウハウを基に構築した。
工具を一括管理したことで、人員と工具の動線が大幅に簡素化され、工場の整理整頓が進んだ。人的ミスが急激に減り、安全面の効果も得られた。工具データベースの構築過程で工具の選択が進み、コスト削減と専門的人材の育成にもつながった。このシステムは油圧部品以外の部品製作にも応用でき、他工場を含む全社の生産性向上と工場の自動化が見込まれている。
建設機械用油圧部品の売上計画は、経過年数3年目(28年度)425,050千円、4年目(29年度)444,370千円、5年目(30年度)463,690千円である。今回のシステムにより様々な生産工程の自動化を見通すことができ、他工場を含む全社の生産性向上を図る予定である。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃