おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社タナック
| 事業者名 | 株式会社タナック |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
当社は軟質系樹脂(シリコーン、エラストマー、ウレタンなど)を素材とした製品開発・製造販売を行い、医療分野を中心に健康・ヘルスケア、航空宇宙・ロボット分野で製品が使われている。手術練習用シミュレータは主力製品の一つで、クリスタルゲル、シリコーンなどで皮膚や血管、臓器の感触を再現する。顧客は病院や医療機器メーカーなどである。
抱えていた課題
やったこと
平成26年度ものづくり補助金を用いて動的粘弾性測定装置を導入した。血管モデルなどの自社製品を測定し、その官能評価を数値化した。子供、大人、老人に分けて血管の模型データを収集し、専門家(大学教授など)の評価を受けて材料配合を数値化した。軟質樹脂は温度で物性が大きく変わるため、使用環境や滅菌などの後工程を想定し、様々な温度環境での測定・分析を行った。
| 検査測定 | 動的粘弾性測定装置 |
|---|
専門家による官能評価を貯蔵弾性率と損失弾性率で数値化できるようになった。これにより柔らかさや硬さだけでなく反発力の大きさも数値で扱えるようになった。顧客の要望を数値で表現できるため、顧客や社内での調整が格段に効率化し、顧客の要望に近い製品をスピーディーに提供できるようになった。温度ごとの物性データを蓄積したことで、使用環境や後工程を想定した材料配合の調整・提案が可能になり、製品品質の安定化と新製品開発スピードの向上を実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成26年度ものづくり補助金で動的粘弾性測定装置を導入し、官能評価の数値化を進めた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けまでは書かれていない。
独自配合樹脂や医療分野の製品群、BtoB・BtoC双方の開発実績など強みは記載されているが、市場動向との関係は具体的に書かれていない。
顧客要望が曖昧で試作と調整に多くの時間を費やしていたという課題が明記され、数値化による効率化という解決策が示されている。
数値化により製品提供がスピーディーになったとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、わずかにうかがえる程度。
社内外の調整や大学教授など専門家からの評価を受けたとあるが、補助事業を遂行する人材や体制の具体的な記述は少ない。
顧客ターゲットは病院や医療機器メーカーと明記され、顧客要望の具体的な表現例も示されており、選ばれる理由の裏付けがある。
血管モデルの年齢別データ収集や温度環境ごとの測定など遂行内容は示されるが、スケジュールや中長期の検証計画は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
クリスタルゲルなど独自配合樹脂による手術練習用シミュレータで、人体に近い触感を再現する高付加価値化の取組が示されている。
手術練習の質向上という医療分野の意義はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出についての記述はない。
試作と調整の時間削減や品質安定化が成果として示されているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
データ蓄積による材料配合の提案やデジタル的な物性数値化が書かれ、新製品開発の高速化に寄与する点が読み取れる。
医療・ヘルスケア・航空宇宙・ロボット分野への展開がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分