画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社 丸三タカギ
成果コンプレッサーの能力向上と節減で電気代が約10%削減
| 事業者名 | 株式会社 丸三タカギ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,表面処理 |
| 従業員数 | 68人 |
| 資本金 | 1.226億円 |
| 設立 | 1970年 |
昭和45年創業の表札・看板の総合メーカーで、檜の表札に名前を手書きし撥水加工を施した製品を展開していた。顧客のライフスタイル変化に対応するため平成6年に彫刻機械を備えた加工工場を設立し、平成15年に松原市の新工場へ製造拠点を統合した。表札業界の国内市場規模は40億円程度と推定され、同等規模の同業メーカーは全国に2社存在する。同社の販売シェアは表札部門で約25%、銘板部門は1%弱で推移している。
抱えていた課題
やったこと
製品の均一な表面処理技術とオペレーションの簡素化を目的に自動ブラスト装置を導入した。特殊加工装置のためオーダーメイドで、厚地鉄工株式会社が製作するローラーコンベヤー式自動ブラスト装置を選定した。自動ブラスト機を効率的に作動させるため、スクリューコンプレッサーとの複合化が必要と判明し、合わせて導入した。また平成29年4月には住設関連品種の拡大を目指し、インクジェットプリンタを導入した。
| 加工機 | ローラーコンベヤー式自動ブラスト装置 |
|---|---|
| その他 | スクリューコンプレッサー |
| 加工機 | インクジェットプリンタ |
新しい製品・サービス:木目調などの画像を透明アクリル板の裏面に貼り付けたエクステリア関連の新素材パネル
自動ブラスト化によりブラスト処理のスピードや圧力、砂の量が均一化され、被膜加工時の密着性が向上して安定した品質の製品を提供できるようになった。手動処理時の不良品発生要因が取り除かれ歩留まりと生産性が改善した。コンプレッサーの節減で電気代が約10%、研磨砂が約20%削減されコストも低減した。作業者の負担も軽減し、表札部門のシェア拡大を見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和45年創業で彫刻機械や加工工場を整備し、表面処理技術を表札製作で培ってきたことが述べられており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
表札業界の国内市場は約40億円、同等規模の同業は全国2社で、表札部門の販売シェア約25%を32%へ増やす数値目標が示されている。
手作業によるブラスト漏れや斑・さびの課題を挙げ、自動化後に電気代約10%減、研磨砂使用量約20%減といった効果を示している。
表札部門で7%増の32%、銘板部門で約4%増の5%へのシェア拡大目標が数字で示されている。賃上げの目標は記載がない。
従業員68名、作業要員が5.5人から1人になったことは書かれているが、補助事業を遂行する体制や事務処理面の記述は薄い。
ホームセンターや住宅設備メーカーを販路とし、表面加工による色の鮮やかさや仕上がりの向上を価値として挙げている。
新素材開発や車載・電気部品への応用展開を模索すると述べられているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
表札市場は中小企業向けの規模で、自動化により表札部門の製品価値を向上させ高い付加価値化を図る方針が読み取れる。
表面処理技術を車載部品や電気部品分野へ応用する構想はあるが、雇用創出や経済波及効果の具体的記述は見られない。
電気代約10%減や砂使用量約20%減、要員5.5人から1人への削減が示されるが、補助金額と付加価値増の対比は書かれていない。
表面処理技術を新素材や車載部品へ応用する方向は示されるが、デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はうかがえない。
車載部品や電気部品分野への展開が模索されているが、日本経済の構造転換に資する根拠の記述は薄い。
大阪府八尾市や松原市の工場に触れているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用の記述はわずかにうかがえる程度。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は営業や製造・開発の各部門を一体化し、顧客ニーズに応える新製品開発に力を入れる方針。自動ブラスト加工は今後大きく育つ市場と考えられ、その技術を応用して車載部品や電気部品、電装品分野への展開を模索する。
自動ブラスト加工は今後大きく育つ市場と考えられる。この技術を応用し新たな素材開発に挑戦したい
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm