回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
太陽刷子株式会社
成果生産量 4,000本/日→9,000本/日
| 事業者名 | 太陽刷子株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 神戸市東灘区 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 105人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1946年 |
大正12年の創業から97年の歴史があり、当初は手仕事で歯ブラシを作っていた。現在は量産化により、日本で使われる歯ブラシの12本に1本は同社製造のものである。大手メーカーをはじめ様々な企業からOEMを受け、小ロットで個性豊かな商品を手掛けている。
抱えていた課題
やったこと
独自開発したペンシルカット技術を用いた生産設備を導入し、毛先を回転させてペンシル型にカットする専用刃を備えた新設備を導入した。刃の回転数や速度を調整し、頂点中心・最短毛5mm±0.02mmで量産できる設定を確立した。植毛の高速機を投入し、生産工程全体を見直して工程の上流と下流のバランスを高めた。年間125万本の生産体制の構築を目標とした。
| 加工機 | ペンシルカット毛切機 |
|---|---|
| 加工機 | 植毛の高速機 |
新しい製品・サービス:ヘッドの厚さが世界最薄の歯ブラシ。口が小さい女性にぴったりで、オーラルケアに関心が高い30〜40代女性をターゲットにHPなどで販売している。
ペンシルカット技術による量産体制の構築で生産量が4千本/日から9千本/日へ向上し、ワンタフトブラシの売上高は約2.5倍になった。毛切の外注をやめて一貫生産体制にしたことでリードタイムは3分の1に短縮された。不良率の大幅な低下により材料費や人件費の無駄がなくなり、利益率も向上した。歯科用歯ブラシメーカーからの引き合いが増え、取引の幅も広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業から97年、手仕事から始まった歯ブラシ製造の延長でペンシルカット技術を開発しており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
日本で使われる歯ブラシの12本に1本を製造し、大手からのOEM打診を受けた点が強みとして示されている。
不良率10%超を0.4%へ、生産量4千本/日から9千本/日へ、リードタイムを3分の1に短縮と数値で課題と成果が示されている。
年間125万本の生産体制を目標とし、9千本/日への向上や売上約2.5倍といった実績で実現性が示されている。
植毛・検査の人員を3人から2人にする工程見直しが書かれるが、事務処理能力や補助事業の遂行体制の記述は薄い。
歯科用メーカーからの引き合い増加と、多品種小ロット対応で選ばれる理由が具体的に述べられている。
今後は新設備導入で1人体制を目指すとあるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ペンシル型ワンタフトブラシは消費量が少なく大手が手を出しにくい高水準の品質領域と説明されている。
公開されている事例からは読み取れません。
不良率低下によりコスト無駄が減り利益率が向上したと記載され、費用対効果の方向性が読み取れる。
生産設備の刷新は書かれるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的にしかうかがえない。
公開されている事例からは読み取れません。
神戸市の企業であることは分かるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済への言及はほぼない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
できる
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分
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効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm