ものづくり補助金平成26年度卸売業、小売業奈良県

顧客個別対応型ID-POS管理システムの導入と独自の継続購買システムの構築

株式会社ファーマシー木のうた

この事例のポイント

  • 保健薬の継続購買を促すタイミング(薬を継続しなくなる日数)が把握できていない。
  • 既存のPOSシステムと会員カードを連携し、顧客個別対応型のID-POS管理システムを導入した。
  • ID-POS管理システムの導入により、会員の購買履歴と購買動向の分析が可能になった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ファーマシー木のうた
所在地奈良県 奈良市
業種その他の小売業
従業員数112人
資本金5,000万円
設立1956年

事業の背景

当社はドラッグストアと調剤薬局を営み、処方箋調剤、服薬指導、健康相談を中心に、OTC薬、健康食品、衛生用品、化粧品、生活雑貨、ベビー用品、ペット用品などを扱っている。ドラッグストア市場は同質化による価格競争が激しい。対処薬は効き目がわかりやすく売れるが取扱いが多く価格競争になりやすく利益が薄い。一方、保健薬は効果が出るまで継続服用が必要で売りづらいが、取扱いが少なく適正価格で販売できる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑保健薬の継続購買を促すタイミング(薬を継続しなくなる日数)が把握できていない。
  • 販路・情報発信ドラッグストア市場は同質化による価格競争が激しく、価格以外で他社と差別化することが急務である。
  • 販路・情報発信既存のPOSシステムでは商品の販売情報しか分からず、チラシ施策など他社と競合しやすい施策しかできなかった。

やったこと

既存のPOSシステムと会員カードを連携し、顧客個別対応型のID-POS管理システムを導入した。これにより会員の購買履歴と購買動向の分析が可能になった。あわせて、当社が選定した保健薬の継続購買を促すために、継続購買の仕組みをIT化する独自の継続購買システムを構築した。顧客個別の提案を行うことで付加価値額の向上を図り、売上拡充を目指した。目標はカード会員の獲得で、初年度3,000人、3年目に累計9,000人とし、会員1人あたり月1,000円の売上増を目指した。

  • ソフトID-POS管理システム独自の継続購買システム

事業の効果

ID-POS管理システムの導入により、会員の購買履歴と購買動向の分析が可能になった。継続購買の仕組みをIT化したことで、保健薬の継続購買を提案できるようになった。顧客ごとの情報を集約する土台が整い、個別に情報を提供できるようになった。新規顧客へのお礼状発送や友人紹介、商品別顧客向けイベントなどにより顧客満足度を高める取組みも可能になった。

今後の展望

3年目に会員を累計9,000人獲得し、会員1人あたり月1,000円の売上増を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。