ものづくり補助金平成26年度卸売業、小売業和歌山県

クラウドを活用したシステム開発による新しい注文サービスの提供事業

株式会社レシアン

この事例のポイント

  • 顧客数が急増し、ニーズも多様化したことで、顧客の満足するサービス提供が難しくなっていた。
  • アラジンオフィスNET営業支援システムを導入し、受注から出荷、請求までの一連業務と生産から出荷までの在庫管理、顧客情報と販売情報の管理・集計・分析を一元化した。
  • データが一元化され、受注から出荷、請求までの一連業務や在庫管理、顧客・販売情報の管理と分析がリアルタイムで行えるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社レシアン
所在地和歌山県 和歌山市
業種その他の卸売業
設立2001年

事業の背景

株式会社レシアンは、世界的に評価の高いプレミアムドッグフードBLACKWOOD、CARNA4、Britを輸入販売している。顧客は全国の犬舎、ブリーダー、個人ユーザーで、電話、FAX、インターネットで注文を受けて出荷している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 集客・繁閑顧客数が急増し、ニーズも多様化したことで、顧客の満足するサービス提供が難しくなっていた。
  • 販路・情報発信受注から出荷、請求書発行までが一元化されておらず、電話やFAX、メールで受けた注文の処理に手間がかかっていた。
  • コスト・採算納品書から配送伝票、在庫管理までExcelで作成し、データ入力もその都度行うため、最低限必要な書類作成にやっと対応している状況だった。
  • 人手・技能受注時に「言った」「言わない」のトラブルが起き、在庫状況も不明瞭でスムーズに対応できないことがあった。

やったこと

アラジンオフィスNET営業支援システムを導入し、受注から出荷、請求までの一連業務と生産から出荷までの在庫管理、顧客情報と販売情報の管理・集計・分析を一元化した。お客様からの問い合わせに対する検索もリアルタイムで行えるようにした。同システムと連動したWebショッピングサイトを構築し、24時間365日の受注とお客様自身による注文履歴の確認を可能にした。ロット番号を導入してトレースできるようにした。

  • ソフトアラジンオフィスNET営業支援システムWebショッピングサイト

新しい製品・サービス:健康フードとして愛犬が喜ぶ新商品の発掘・開発に力を入れている。

事業の効果

データが一元化され、受注から出荷、請求までの一連業務や在庫管理、顧客・販売情報の管理と分析がリアルタイムで行えるようになった。営業担当者がリモートで情報共有でき、営業フォローや新製品の案内などの販促にも役立っている。Webショッピングサイトにより24時間365日の受注が可能になり、顧客サービスの向上につながった。ロット番号の導入で製品のトレースが可能になり、より安心して製品を届けられるようになった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    「顧客数の増加とニーズの多様化」「全国のお客様」といった事業の成長背景はうかがえるが、過去の取組との一貫性は記載がない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    プレミアムドッグフードの輸入販売という事業の強みはうかがえるが、競争優位性の分析や市場動向の記述は読み取れない。

  • 課題の認識と解決4

    受注から請求までの一元化、在庫の不明瞭さ、「言った・言わない」トラブルといった課題が明確に認識され、システム導入で解決を図っている。

事業の実現可能性52%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    「社内の組織体制を磐石にする」との記述はあるが、人材や事務処理能力の具体的な体制は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    顧客は「シヨップ・ブリーダー・個人ユーザー」と記載があるが、選ばれる理由や製品価値の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋3

    システム導入後の効果や連携の流れは示されるが、中長期のスケジュールや課題解決の方法の詳細は記載がない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性20%
  • 新しさ・高付加価値1

    公開されている事例からは読み取れません。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    「健康フードとして愛犬たちが喜ぶ新商品の発掘・開発」に触れるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は書かれていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    Webショッピングサイトとロット番号によるトレーサビリティの導入は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体性が薄い。

政策面20%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

今後の展望

システムと組織体制を活かして営業を強化し、今後の製品アイテム、出荷数、売上増加にも対応できる体制を構築した。積極的な新規開拓を含めて営業を強化しつつ、新商品の発掘・開発にも力を入れる。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。