ものづくり補助金平成26年度製造業徳島県

生産監視用ネットワークカメラシステムの新設による製品の安全性確保・品質の確保対策事業

四国化工機株式会社

この事例のポイント

  • 食品メーカーには異物混入や毒物混入事件を背景に高い安全管理が求められていた。
  • フードディフェンスを目的に、生産監視用ネットワークカメラシステムを県内外の各生産拠点に導入した。
  • 各生産拠点の情報は本部で一元管理され、トラブル時の原因追求と再発防止策の策定が容易になった。

事業者のプロフィール

事業者名四国化工機株式会社
所在地徳島県 板野郡北島町
業種食料品製造業
技術分野情報処理
従業員数710人
資本金1.45億円
設立1961年

事業の背景

食品メーカーに対する高い安全管理への市場ニーズは、昨今の異物混入や毒物混入事件を発端に急激に高まっている。大手流通からも生産管理・品質保証面でフードディフェンスの取組み強化が求められている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度食品メーカーには異物混入や毒物混入事件を背景に高い安全管理が求められていた。
  • 販路・情報発信大手流通からも生産管理・品質保証面でフードディフェンスの取組み強化が求められていた。

やったこと

フードディフェンスを目的に、生産監視用ネットワークカメラシステムを県内外の各生産拠点に導入した。製造機器の状態監視のために生産監視用カメラを設置し稼働状況をモニタリングした。製造設備の配置に応じて撮影位置を変更できる移設可能型カメラを各拠点に設置し、不具合状態管理を含む記録撮影を可能にした。製造上の重要管理部の作業内容が容易に監視できる位置にカメラを設置した。賞味期限が異なる生産アイテムごとに記録画像の保存日数を設定し、商品特性に合わせて常時録画できる時間を各拠点で設定した。通用口に監視カメラを設置し外部侵入を防止した。

その他生産監視用ネットワークカメラシステム
検査測定生産監視用カメラ
検査測定移設可能型カメラ
その他モニタリング用サーバー

事業の効果

各生産拠点の情報は本部で一元管理され、トラブル時の原因追求と再発防止策の策定が容易になった。生産管理機能が強化されたことで、製品の安全性確保と品質の確保・向上が図れた。通用口の監視により外部侵入を防止し、セキュリティーも強化された。今後は、生産監視用ネットワークカメラシステムによる食品汚染対策のリスク低減効果を顧客に説明し、安心・安全な商品を供給していく。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.0 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性47%
  • これまでの取組との一貫性2

    食品メーカーのフードディフェンス強化ニーズへの対応とされるが、過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    異物混入事件や大手流通からの要請という外部環境は触れられているが、自社の強み・弱みや競争優位性は書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    課題として安全管理ニーズへの対応は示されるが、高付加価値化や成長につながる計画の記述は薄い。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員数710人、製造業の事業者とわかるが、補助事業を遂行する体制や人材の記述は見当たらない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    製品の安全性確保と品質向上という価値は示されるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋3

    課題①〜⑤として解決策は段階的に示されるが、スケジュールや中長期の検証内容は読み取れない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    フードディフェンス分野の需要増は触れられるが、同分野での高付加価値化や高価格化の具体的記述はない。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用3

    食品の安全・安心確保や異物混入防止という社会的意義は示されるが、波及効果や雇用創出への言及はない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    ネットワークカメラによるモニタリングと記録撮影で、生産管理の高度化が示されるが、先端デジタル技術の位置づけは弱い。

政策面20%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

生産監視用ネットワークカメラシステムの導入による食品汚染対策におけるリスク低減効果の有効性をお客様に説明し、食品サプライヤーとして安心・安全な商品を供給すべく取り組んでいく。

事業者の声

食品の安全・安心を確保するには、ソフト面のみならず、ハード面においても、フードディフェンス体制を構築することが重要である。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。