回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社フーズ・ジョイ
| 事業者名 | 有限会社フーズ・ジョイ |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 宇土市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2000年 |
当社は元々レトルトカレーを発売しており、材料や調味料の一部として、トマトやにんじんをピューレ状にした製品を使っていた。県内の農家から、B級品の材料を提供してもらえるところが出てきた。
抱えていた課題
やったこと
補助事業で微粉砕加工設備を導入し、規格外農産物の有効利用への新規参入を目指した。微粉砕加工設備は約800万円の投資額のうち3分の2を補助金で賄った。設備は、野菜を乾燥させる電気乾燥機、乾燥したB級野菜を微粉砕する粉末機、製品を袋づめする充填機で構成した。微粉砕加工設備は自社のレトルトカレー製品向けの加工品として使っている。
| 加工機 | 微粉砕加工設備 |
|---|---|
| 加工機 | 電気乾燥機 |
| 加工機 | 粉末機スーパーマスコロイダー |
| 加工機 | パズル充填機 |
新しい製品・サービス:キャベツピューレ加工
B級品野菜を自社でピューレ状に加工して生産できるようになった。B級品野菜は低コストで購入できる。キャベツピューレは売上が立ち、少しずつ利益が出始めている。キャベツピューレはドレッシングを作る県内の調味料メーカーとの取引が始まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
レトルトカレーで実際にトマトやにんじんをピューレ状にして使っていたという過去の取組から、加工事業への展開の流れがうかがえる。
B級品は低コストで購入できると書かれるが、市場や競合に対する自社の強みの説明は見当たらない。
県内に洗浄処理の専門業者がないという課題を、農家と直接取引する形で対応したと書かれ、課題認識はあるが付加価値化の数値は乏しい。
高付加価値の創出や賃上げを示す目標値は書かれておらず、キャベツピューレが利益を出し始めたという記述のみ。
従業員25人の食料品製造業とあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述は少ない。
B級野菜の粉末化・ピューレ化、キャベツピューレの調味料メーカーとの取引開始など、製品と取引先が具体的に書かれている。
個食商品の開発を進め得意先と商談中という今後の展開は書かれるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
B級野菜を粉末やピューレにする加工は、機能性野菜の製品化も検討するという独自性がうかがえるが、高価格化の数値は示されない。
規格外農産物の有効利用を地域農家と進める点はうかがえるが、雇用創出や波及効果の数値は書かれていない。
約800万円の投資額に対し補助率3分の2と書かれるが、付加価値額増加などの費用対効果の数値は示されない。
地域農家と連携して規格外野菜を活用する点はうかがえるが、先端的なデジタル技術の活用は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
熊本県宇土市の地域農家の規格外野菜を活用する取組とあり、地域の特性を活かした事業であることは読み取れるが、成長効果の数値は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
小サイズでフレッシュ感のある個食商品の開発を進め、その販路となる得意先と商談が進んでいる。人手不足対応の商品やサービスを開発し、経営力向上で世の中に貢献することを目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。