機械設備導入による菓子の生産体制強化と販路拡大事業
スチームラックオーブン(ZEN SRZ-10E)を1台導入し、従来のオーブンに比べ2倍の数量の「じゅわっと半熟たまごカステラ」を焼けるよう…
効果:1日の製造数 210個→420個
株式会社奄美大島宇検農産
成果食物繊維・β-グルカン収量(広葉樹おが屑・米糠培地比) 1倍→3.4倍
| 事業者名 | 株式会社奄美大島宇検農産 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 宇検村 |
| 業種 | 農業 |
| 技術分野 | バイオ,機械制御,材料製造プロセス,製造環境,測定計測 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1994年 |
サトウキビ栽培から黒糖製糖を行い、奄美の特産である果樹のパッションフルーツ、マンゴー、タンカンの栽培を主とした体験学習を通じて食と健康を伝えている。キクラゲ類は95%以上を輸入品が占めている。キクラゲ類は他のきのこ類に比べ発生温度が高く、奄美大島の気候条件に適している。
抱えていた課題
やったこと
サトウキビ製糖後に出る搾りかすのバガスを菌床培地の材料とし、黒糖焼酎粕を栄養材として用いたキクラゲ類の培地を調整した。バガスは屋内で1〜2か月間発酵させてから培地基材に活用した。黒糖焼酎もろみを減圧蒸留して得た黒糖焼酎粕を栄養材として使い、菌床栽培を行った。一般的には菌床重量の40%の収穫量が理想値と言われているが、理想値の約1.5倍の収穫が得られた。
新しい製品・サービス:キクラゲ類を使った「酒の友」「ご飯の友」佃煮
一般的な培地で栽培したものと比べ、食物繊維とβ-グルカンの収量が多く得られた。広葉樹(おが屑)・米糠培地より3.4倍、バガス・米糠培地より1.9倍という試験結果になった。収穫量は理想値の約1.5倍となり、奄美大島の気候に適したキクラゲ類の栽培が可能になった。これらを生かして健康で安全・安心な地域特産の佃煮の試作品を開発した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として果樹栽培や体験学習を行ってきたことは読めるが、キクラゲ菌床栽培が経営戦略上どう位置付けられるかは書かれていない。
キクラゲ類の95%以上が輸入品という市場の状況と、奄美の気候に適するという自社の立地条件は読み取れる。ただし競争優位の説明は薄い。
輸入依存という課題認識はうかがえるが、高付加価値化や成長につながる事業計画の具体性は示されていない。
理想値の約1.5倍の収穫という実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員3名との記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材の詳細は書かれていない。
食物繊維・β-グルカンの収量が一般培地の3.4倍、バガス・米糠培地の1.9倍と具体的な数値で健康面の価値が示されている。
今後の取り組みとして量産と市場展開を目指すとあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
輸入が95%以上を占めるキクラゲ類を国内産で量産する点と、高付加価値の試作品を開発する点が具体的に書かれている。
地産地消や地域特産品化を掲げており地域への波及は読めるが、雇用創出や経済効果の数値は書かれていない。
バガスや黒糖焼酎粕という副産物を活用し、理想値の約1.5倍の収穫を得た点から費用対効果の方向性は読める。ただし投入額との比較はない。
副産物の活用という工夫はうかがえるが、先端的なデジタル技術やビジネスモデルの記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
奄美の気候と副産物を活かした地域特産品の開発であり、地域の特性を活かした取組として具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
安心で安全な国内産のキクラゲの菌床栽培技術を確立・量産し、市場展開を目指していく。
スチームラックオーブン(ZEN SRZ-10E)を1台導入し、従来のオーブンに比べ2倍の数量の「じゅわっと半熟たまごカステラ」を焼けるよう…
効果:1日の製造数 210個→420個
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱
焼き菓子の製造能力を高めるため、大型ミキサー1台、オーブン1台、金属探知機1台、シール機1台を導入した。
効果:製造能力 300個/日→600個/日