ものづくり補助金平成26年度学術研究、専門・技術サービス業沖縄県

3D切削加工機械を活用した品質向上の為の試作開発

興南施設管理株式会社

この事例のポイント

  • 可動式誘殺灯「エコ虫トラップ」はこれまで海外で製造しており、県内で製造できるようにしてコストを下げ、品質の高い製品を生産したいと考えていた。
  • 3D切削加工機械・CADを導入し、可動式誘殺灯の部品を試作開発した。
  • フィールド試験の結果、樹脂製の部品は強度や耐久性に問題がなく、順調に稼働することが確認された。

事業者のプロフィール

事業者名興南施設管理株式会社
所在地沖縄県 浦添市
業種技術サービス業
技術分野精密加工
従業員数340人
資本金2,000万円
設立1977年

事業の背景

当社は管・機械・電気・計装・化学・土木など総合技術の分野のスタッフを集めた技術集団として昭和52年に設立された。平成19年には、県の基幹作物であるサトウキビ栽培に貢献するため、太陽光とLEDの誘引力で害虫を捕獲・駆除する環境に優しい可動式誘殺灯「エコ虫トラップ」を開発した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算可動式誘殺灯「エコ虫トラップ」はこれまで海外で製造しており、県内で製造できるようにしてコストを下げ、品質の高い製品を生産したいと考えていた。

やったこと

3D切削加工機械・CADを導入し、可動式誘殺灯の部品を試作開発した。金属製だった部品を樹脂(ポリアセタール)に置き換えるため、ソーラーパネルケーシング、衝突板取り付け部品・光源部キャップ、脚固定金具の形状を検討した。試作品は既存製品と比較するためフィールド試験を行い、強度や耐久性を確認した。

新しい製品・サービス:金属製部品を樹脂に置き換えた新型の可動式誘殺灯

事業の効果

フィールド試験の結果、樹脂製の部品は強度や耐久性に問題がなく、順調に稼働することが確認された。金属製部品を樹脂に置き換えたことで軽量化も実現した。これにより品質の高い新型誘殺灯を組み立てられるようになり、今後の販路拡大に対応できるようになった。県内で製造できるようになったことで、より低コストでの生産につなげられる見込みである。

今後の展望

今後はサトウキビを主産業とする自治体へ、より高い品質と信頼性を持つ新型誘殺灯の導入をアピールしていきたいと考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。