自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
合名会社 丸正酢醸造元
成果圧搾工程の所要時間 14日→2日
| 事業者名 | 合名会社 丸正酢醸造元 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 東牟婁郡那智勝浦町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 10人 |
| 設立 | 1879年 |
創業は1879年で、酢醸造の老舗として約140年にわたり醸造酢や調味酢、ポン酢を製造してきた。2007年にモンドセレクションで最高金賞を受賞したことを機にテレビや雑誌で取り上げられ、国内の百貨店や通信販売に加え海外からの引き合いも増えた。現在は海外輸出が年間売上の15%程度を占める。
抱えていた課題
やったこと
もろみから酢を搾りきるための自動圧濾圧搾機を導入し、圧搾工程の短時間化を図った。従来の人力による「しぼり槽」での作業に代わり、空気圧による自動加圧で1日〜2日程度で搾りきれるようになった。導入当初は余分な「えぐみ」まで搾り出すのではという懸念があったが、半年程度微調整を繰り返し、納得のいく味に仕上げた。夏場も2日程度で搾り終えられるため、暑さによる味の変化も避けられるようになった。
| 加工機 | 自動圧濾圧搾機 |
|---|
新しい製品・サービス:すべて和歌山県産の原料で搾り上げたお酢や甘酒の製造を検討している。
圧搾工程が大幅に短縮され、生産スピードが飛躍的に向上した。搾りきるまでの時間が短くなったことで商品の鮮度が従来より保たれ、品質も向上した。もろみから酢を回収する際の回収率も向上している。生産効率と品質が上がったことで、海外からのまとまった受注にも対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の古式醸造と手作業へのこだわりが語られ、事業との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
海外輸出が年間売上の15%程度を占め、伏流水や低農薬原料など自社の強みが具体的に示されている。
海外からの大量注文に納められない課題を認識し、圧搾工程の機械化で2週間の作業を1〜2日に短縮する計画が示されている。
圧搾時間の短縮は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の数値は読み取れない。
従業員10人の企業であることは記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
古式醸造の味わいが最大の強みで、モンドセレクション最高金賞や海外からの引き合いなど、選ばれる理由が具体的に示されている。
充填工程の自動化や和歌山県産の新製品など今後の展開は示されるが、スケジュールや課題の解決方法は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
古式醸造酢を手作業で木桶仕込みする方式で、同分野で高水準の品質を目指す取組であることが示されている。
海外輸出の拡大は示されるが、地域経済への波及や雇用創出といった国が補助する積極的理由は記載されていない。
生産スピードや回収率の向上は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
那智勝浦の水源や熊野杉などの地域資源を活かした製品であることは読み取れるが、地域の雇用や成長への効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
充填工程の自動化も検討しており、品質を保ったまま輸送できることが期待される。販路面ではヨーロッパ諸国やアメリカ、カナダ、オーストラリアへの海外販路拡大を狙い、展示会や商談会で営業活動を行う予定である。
お客様の要望に応えることが大事
公式の事例集より(原文のまま)
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。