高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
丸三食品株式会社
成果レモン皮裁断時間 120分→10分
| 事業者名 | 丸三食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
当社は他社から委託を受けて製品を開発・製造するOEM型の食品製造業である。主力のOEM商品「レモスコ」は、広島レモンの果汁と皮をJA広島果実連から購入し、当社が前処理、調合、充填を行って委託元が販売している。「レモスコ」は発売以来販売数を伸ばし、今後の販路拡大も見据えて大幅な生産能力増強が必要になっていた。
抱えていた課題
やったこと
調合工程では、レモン皮をサイコロ状にカットする専用丸を備えたスライサーを導入し、レモン皮20kgの裁断時間を2時間から約10分に短縮した。充填工程では、ボトル自動充填装置を導入して充填精度を高め、内容量の微調整を不要にした。また、中栓打ち込み・外栓装着、キャップシール装着とラベル貼りを機械化し、各栓を瓶の口に置くだけで作業が完了する体制にした。これらにより、充填工程の作業を独立したバッチ処理から連続充填ラインへ移行した。全自動の大型設備ではなく、多品種中量生産に適した設備を選んだ。
調合工程のレモン皮裁断時間が大幅に短縮し、充填工程は連続充填ラインとして確立された。充填精度が上がり、固形物による充填量のバラツキも解消された。中栓打ち込みやキャップ装着、ラベル貼りの機械化により作業効率が向上し、手作業を減らせた。生産性は大幅に向上し、引き下げられた製造原価は農家からの購入価格への反映にも充てられる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
生産が追いつかず増強が必要とあるが、これまでの取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
OEM商品「レモスコ」の販売が順調で今後の販路拡大を見据えるとあり、需要の強みは読み取れるが、競争優位の根拠は具体性が薄い。
調合のレモン皮20kg裁断に2時間を要する課題を明示し、約10分への短縮や連続充填ラインで解決する計画が具体的に書かれている。
生産性4倍向上を実現し増産体制に入る予定と数字で示され、裁断時間2時間から約10分への短縮も記載されている。
生産受託型の製造業で設備導入を担うことはうかがえるが、人材や事務処理体制の確保については書かれていない。
「レモスコ」は広島レモンと藻塩等を使う今までにない味覚の調味料と説明され、顧客ターゲットや選ばれる理由は一部読み取れる。
充填作業の課題解決や生産余力の他商品への活用を述べるが、中長期の検証やスケジュールは具体的に書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
独自の味覚のホットソースとあり、高付加価値化の方向は読み取れるが、価格や水準に関する具体的記述は薄い。
未利用の B級・C級農産物を買い取り商品化し農家の所得向上に貢献するとあり、地域波及の理由は読み取れるが定量性は薄い。
生産性4倍向上という効果が示されるが、補助金投入額に対する付加価値額の増加は記載されていない。
連続充填ラインや機械化による効率化はあるが、先端デジタル技術の活用や新ビジネスモデルの記述は限定的。
公開情報では判断できません。
広島レモンや上蒲刈島の藻塩など地域資源を活かす点は読み取れるが、地域経済成長への牽引効果は具体的ではない。
現時点では生産余力があるため、その余力を別ラインで行っている3商品(えごまドレッシング、イタリアンドレッシング、豆乳マヨネーズ)の充填作業に振り向け、工場全体の生産性向上につなげる考えである。また、製造原価の引き下げを生かして地域農家の所得向上に貢献し、市場に出荷できないB級・C級等の未利用農産物を買い取って商品化する方針である。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%