ものづくり補助金平成27年度製造業鹿児島県

スティック充填機導入による高付加価値桑青汁製品の開発

株式会社わくわく園

成果製造コストが大幅に軽減された。

この事例のポイント

  • 顧客のニーズは利便性と安全性の高いスティックタイプが高いため、スティック充填を自社で行える体制が必要だった。
  • スティック充填機を導入し、従来製品の桑青汁のスティック充填を自社包装化した。
  • 製造コストが大幅に軽減された。スティック充填機の導入により、輸送リスクと納期リスクの改善が図られ、製造コストが大幅に軽減された。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社わくわく園
所在地鹿児島県 姶良市
業種食料品製造業
技術分野バイオ,製造環境
従業員数11人
資本金500万円
設立2012年

事業の背景

平成18年に創業し、鹿児島県姶良市で桑の生産、加工、販売まで行う6次産業化に取り組んできた。有機JAS認証の製品作りにも取り組み、店舗販売、催事販売、通信販売を展開している。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力顧客のニーズは利便性と安全性の高いスティックタイプが高いため、スティック充填を自社で行える体制が必要だった。
  • コスト・採算スティック充填を外部に頼っていたため、輸送リスクや納期リスクがあり、製造コストも高かった。

やったこと

スティック充填機を導入し、従来製品の桑青汁のスティック充填を自社包装化した。これにより、輸送リスクと納期リスクの改善が図られた。自社ブランドを高めるフロント商品として、高付加価値で安全性の高い桑青汁製品の開発を目指した。

加工機スティック充填機

新しい製品・サービス:高付加価値の桑青汁製品

事業の効果

  • 製造コストが大幅に軽減された。

スティック充填機の導入により、輸送リスクと納期リスクの改善が図られ、製造コストが大幅に軽減された。新商品は40代以上の女性を新たなターゲット層とし、優良顧客の確保に向けた販路の拡大が可能となった。生産者の顔が見える安心して購入できるものづくりとブランド化も進んでいる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    創業以来の桑の6次産業化と、顧客ニーズに応じたスティックタイプ導入という一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    40代以上の女性を新たなターゲット層とし、有機JAS認証や自社栽培を強みとする点は読み取れるが、市場動向や競合との比較は書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    輸送リスク・納期リスクの改善と製造コストの大幅軽減が書かれ、課題認識はあるが、コスト削減率などの数値は示されていない。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員11名の会社であることは読めるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的な記載はわずかにうかがえる程度。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    安心・安全な自社栽培の桑青汁という価値や、生産者の顔が見える発信は書かれているが、選ばれる理由の整理は具体性が薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後は高付加価値青汁の試作、製品化、販売に取り組むとあり方向性はうかがえるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    厳しい健康食品市場の中で高付加価値の新商品を開発するとあるが、分野内の高価格化の水準や数値は示されていない。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    地域は姶良・霧島エリアの山間部で、6次産業化に取り組むと書かれ、地域性はうかがえるが国が補助する理由は明示されていない。

  • 費用対効果2

    製造コストが大幅に軽減されたとあるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果を示す数字はない。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    姶良市の山間部で桑を栽培・加工する地域資源の活用は読み取れるが、雇用創出や地域経済成長への波及は書かれていない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

従来製品のスティック充填を自社で行う目的は達成できた。今後は高付加価値青汁の試作、製品化、販売に向けて取り組み、品質、流通、コストを含む製造環境に関わる技術の向上を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。