新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
コムラ醸造 株式会社
成果1日の撹拌回数 4回→5回
| 事業者名 | コムラ醸造 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 青森県三戸郡五戸町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 3,300万円 |
| 設立 | 1885年 |
当社は、なんばんみそ、漬物、醤油、味噌を製造販売している。なかでもなんばんみそは主力製品で、野菜をもろみに漬け込んだ漬物として根強い需要がある。なんばんみそを小カップ入りで販売したところ市場の評価が高く、弁当向けなどの販売が伸びていた。
抱えていた課題
やったこと
もろみと野菜を均等に混合できる条件を備え、撹拌槽底部に固形物が滞留しないよう設計された、混合撹拌効率の向上が可能なステンレス製フードミキサーを導入した。導入した機械は撹拌羽が2つあり、導入前の1つに比べてよく混ぜ合わせることができるため、撹拌時間が短くなった。この設備により、もろみと野菜の混合撹拌工程の効率を高め、需要増加に対応する生産体制を整えた。
| 加工機 | ステンレス製フードミキサー |
|---|
もろみと野菜を均等に混合できるようになり、撹拌槽底部に固形物の滞留がなくなったことで、作業効率が向上し短時間で生産できるようになった。1回の撹拌量は約170kgで、多いときには1日で約1トン弱を混ぜ合わせ、1回で1,200袋×5、なんばんみそ約6,000袋を仕上げられるようになった。導入前に比べて生産性が大きく上がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業134年で主力のなんばんみそを増産する方針は読み取れるが、過去の取組との一貫性を示す記述は薄い。
弁当向けの販売が伸びており、県内スーパーでの取扱いも多いと書かれているが、競争優位性の根拠は示されていない。
混合撹拌工程がボトルネックと判断し、1回約170kg、1日約1トン、4回が業務時間内の限界だったと具体的に課題を示している。
導入後は1日4〜5回、1回1,200袋×5で約6,000袋生産できると数字で示されており、生産量の目標達成は読み取れる。
業務を担う体制や人材について、従業員数15名(パート含)以外の記述はわずかにうかがえる程度。
もろみと野菜の食感や風味、弁当向け需要の伸びなど、製品価値と売れている理由が具体的に書かれている。
導入機械の仕組みは書かれているが、スケジュールや中長期の課題検証についての記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
なんばんみそは青森県伝統食品とされ、同分野で高付加価値化を図る記述は薄いが、独自性はうかがえる。
地域の伝統食品や青森県産品の販売拡大に触れており、地域経済への波及がわずかにうかがえる。
撹拌時間の短縮や生産回数の増加は書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
青森県産の原料や地域の伝統食品を活かし、県外販売や他社との商品開発を進めている点が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
取引先と協力した青森県産ごぼうを用いた商品や、八戸の企業と製造するなんばんみそだんご、だし活を活用したできるだし製品など新商品の開発に取り組んでいる。県内スーパーでの拡売と安心・安全な商品づくりを進めるとともに、県外での通年販売の要望を踏まえてネット販売に力を入れることを検討している。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg