IoT 導入による安全・衛生・効率性向上を図る高圧ガス管理システムの提供
当社工場にIoT対応の全自動膨張測定操作盤(非水套式・水套式)を導入し、全社的にIoTを活用した製品情報一元管理システムを構築した。
久慈バイオマスエネルギー株式会社
| 事業者名 | 久慈バイオマスエネルギー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 久慈市 |
| 業種 | 熱供給業 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 7,300万円 |
| 設立 | 2014年 |
当社は久慈市大規模園芸団地内に木質バイオマスを利用した温熱(蒸気、温水)供給施設を整備している。久慈地域の林業事業体から排出される樹皮や端材などの未利用資源を熱源とし、団地に入居する農家の栽培ハウスへ熱供給サービスを行っている。栽培ハウスではしいたけを生産しており、1年を通じて安定した供給が見込まれていた。近年は夏季でも外気温が上がることが多くなっていた。
抱えていた課題
やったこと
外気との熱交換で循環水を冷却し冷水をつくる空冷ヒートポンプチラーを導入した。4~5度の冷水をポンプと熱導管で既存の熱供給設備を利用して栽培ハウスに送り、冷気を供給できるようにした。夏季と冬季で熱源装置の温熱と冷気を切り替えられるため、夏季用と冬季用の2種の装置は不要となり設備コストを削減できた。装置にIoTを活用したネットワーク環境を構築し、遠隔地から運転状況を監視する遠隔監視機能、異常値発生時に速やかに知らせる警報メール機能、蓄積された運転データから学習して熱需要を予測する熱需要予測AIの3つの機能をシステム化した。
| その他 | 空冷ヒートポンプチラー |
|---|---|
| ソフト | 遠隔監視システム |
| ソフト | 熱需要予測AIシステム |
夏季でもハウス内の温度が設定温度で安定し、しいたけ栽培に必要な温度が維持されるようになり、高品質なしいたけを安定して生産できるようになった。遠隔監視と警報機能により現場に運転監視員を常駐させる必要がなくなり、省人化と作業の効率化が図られた。熱需要予測AIにより熱需要と供給が自動化され、サービスの信頼性も高まった。冬季と夏季で同じ装置を使えるため設備コストも削減できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2014年設立で既存の木質バイオマス熱供給設備を基盤に、夏季の冷気供給へサービスを拡充しており一貫性がうかがえる。
夏季も安定供給を求める市場ニーズに応えるため冷気供給を始めたとあるが、競争優位を示す数値や比較は書かれていない。
夏季の品質低下と運転監視員の省人化という課題を明示し、冷水供給とAI予測で解決を図る流れが書かれている。
冷気供給後の温度安定は示されるが、付加価値額や賃上げにつながる数値目標は書かれていない。
従業員3名と記載があるのみで、補助事業を遂行する人員配置や事務体制の詳細は読み取れない。
栽培農家の夏季の安定供給ニーズと顧客拡大への期待が書かれているが、ターゲットの定量的な裏付けは薄い。
遂行スケジュールや段階的な計画は書かれておらず、課題解決の方法は概略にとどまる。
財務状況や資金調達の計画について、公開されている事例からは読み取れません。
木質バイオマス熱供給は既存の普及分野で、高付加価値化や高価格化を示す記述は見当たらない。
久慈地域の林業事業体の未利用木材を熱源とし、地域の林業発展や産業振興への貢献が明示されている。
夏季・冬季の2種装置が不要になり設備コストが削減されたと書かれるが、金額や効果の数値はない。
IoTで遠隔監視し、AIで熱需要を予測して運転を自動化するなど、デジタル技術の活用が具体的に書かれている。
木質バイオマスによる地域循環型熱利用の拡大が語られるが、産業構造の転換への言及は限定的。
未利用木材を活用した地域循環型の熱供給で、久慈地域の林業振興と産業振興に貢献する旨が書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
夏季に冷気を提供する本事業により、久慈市大規模園芸団地の栽培ハウス増設や冷涼な栽培ハウスを必要とする顧客の拡大が期待されている。また乾燥木質チップの販売先を増やし、地域循環型の木質バイオマス熱利用の拡大と久慈地域の産業振興を目指している。
地域の林業の発展や地域資源循環型社会の実現を目指したい
公式の事例集より(原文のまま)
当社工場にIoT対応の全自動膨張測定操作盤(非水套式・水套式)を導入し、全社的にIoTを活用した製品情報一元管理システムを構築した。
2013年11月に高度処理工場と保管専用庫の建設を開始し、2014年3月に完成させた。
医療用二酸化炭素の充填設備を導入し、徳島県内で医療用二酸化炭素を製造できる体制を整えた。