乾燥機の導入による、「注染」の短納期・品質向上への取り組み事業
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
萩野酒造株式会社
成果製造期間 1カ月→2カ月
| 事業者名 | 萩野酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 設立 | 1840年 |
萩野酒造株式会社は1840年(天保11年)創業の老舗酒蔵で、地場の良質な米と栗駒山の伏流水を使い、『萩の鶴』を地元で長く愛されてきた。2002年(平成14年)に発売した全量純米造りの『日輪田』は純米酒以上の食中酒に特化した製品群で、国内に加え、シンガポール、香港、台湾などアジアでも好評を得ていた。『日輪田』は自然微生物類を用いた山廃仕込みが強みで、透明感のある酸味が特徴だが、製造期間の制約から需要に応えきれていなかった。
抱えていた課題
やったこと
酒造りの全工程を見直し、放冷・酒母・火入れ・貯蔵の各工程の改善を図った。『日輪田』専用の製造場となる屋内大型冷蔵設備一式を導入した。原料米の衛生的な放冷処理が行える放冷機を導入した。高品質な加熱殺菌及び冷却処理を可能とするパストライザー・クーラーを導入した。これらの機械や装置の導入により、徹底した温度管理による衛生環境の良い製造場を常設した。
| その他 | 屋内大型冷蔵設備一式 |
|---|---|
| 加工機 | 放冷機 |
| 加工機 | パストライザー・クーラー |
新しい製品・サービス:全量純米造りの『日輪田』
製造期間が従来の1カ月から2カ月まで伸び、加熱殺菌回数を2回から1回にしたことでフレッシュ感が増した。増産と品質向上を同時に図れ、温度管理が徹底された衛生環境の良い製造場が常設された。冷蔵製造設備は貯蔵庫としても活用できる点も大きな効果とされている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1840年創業で、2002年発売の『萩の鶴』と全量純米造りの『日輪田』を展開し、山廃仕込みの伝統を軸にした一貫した事業展開が読み取れる。
国内外で注目される自然派製品として、シンガポール・香港・台湾など海外でも好評を博していると具体的な市場名が示されている。
製造期間が真冬の厳寒期のみという課題を認識し、製造期間を1カ月から2カ月に伸ばす改善を行ったと書かれている。
製造期間が1カ月から2カ月に伸びた数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
製造部部長の佐藤善之氏がコメントしているが、人材や事務処理体制の具体的な記述はない。
透明感のある酸味が特徴の食中酒として、欧米のワイン文化に通じる点など製品の価値と選ばれる理由が示されている。
屋内大型冷蔵設備や放冷機などの導入内容は書かれているが、導入スケジュールや課題の解決方法の詳細はない。
公開されている事例からは読み取れません。
全量純米造りの食中酒に特化した製品群で展開しており、同分野の中での差別化がうかがえる。
海外展開や地域の米・伏流水の活用はうかがえるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は書かれていない。
製造期間の延長や加熱殺菌回数の削減は書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数字は示されていない。
温度管理による衛生環境の向上は書かれているが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
海外のアジア圏での販売拡大はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するという記述はない。
地場の良質な米と栗駒山の伏流水を使い、地元で長く愛されてきたとあり、地域特性を活かした事業が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
当初は自動車リサイクル法の施行前年の2004年に自動車プレス機を導入し、シュレッダーダストを排出しない取り組みを進めた。
効果:プレス加工時間(1台当たり) 6分→3分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分