自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
松菱製紙株式会社
成果トイレットペーパーの超長尺品の長さ 130m→250m
| 事業者名 | 松菱製紙株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工 |
| 資本金 | 2億円 |
| 設立 | 1975年 |
当社は昭和20年創業で、古紙を原料とした再生紙のトイレットペーパーを製造し、商社や業務用専業者へ販売している。国内で生産・消費されるトイレットペーパーは元々古紙100%製品が大半だったが、木材から得られるパルプ100%製品のシェアが徐々に拡大してきた。業務用では巻長200mを超える長尺品の多くがパルプ製品で、古紙製品は引張り強度の面から長尺品に不向きとされてきた。
抱えていた課題
やったこと
本事業では、汎用ホルダーで使えるパルプ製品に負けない超長尺(250m)かつ環境性の高い再生紙100%のトイレットペーパーの製造方法を確立した。製造段階では、紙幅方向の均一性(紙厚・坪量・しわ)を重視して原反を製造した。生産効率を高めるため、ワインダー内センサーで各回転体の速度や巻取り長さを検出し、PC内に運転監視データを蓄えて稼働状況を自動監視する生産管理システムを導入した。これにより効率的な製品管理と生産管理を行えるようにした。
| ソフト | 生産管理システム(ワインダー内センサー・運転監視データ管理) |
|---|
新しい製品・サービス:汎用ホルダーで使用できる超長尺(250m)かつ再生紙100%のトイレットペーパー
汎用ホルダーで使えるパルプ製品に負けない超長尺で環境性の高い再生紙100%トイレットペーパーを開発し、長尺品市場に古紙利用を広げる取り組みとなった。これにより新たな市場が創出され、地域経済と雇用の支援につながると見込んでいる。また、長尺品に注目が集まることで災害時の備蓄意識の醸成にもつながると考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
古紙利用を重視する創業以来の姿勢や環境方針は読み取れるが、本事業の位置付けや経営戦略上の明記はない。
パルプ製品に対する長尺・強度面の競争課題と、古紙製品で汎用ホルダー対応を目指す方針が書かれている。
長尺品市場への参入という課題認識はあるが、高付加価値化や収益につながる具体的な計画数値は示されていない。
250mという長尺の目標値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
生産管理システム導入や古紙受入から製品化までの工程説明はあるが、人材や事務体制の記述は薄い。
汎用ホルダーで使えるパルプ並みの長尺品という価値と、災害備蓄・業務用の顧客ニーズが具体的に書かれている。
製造段階の課題と生産管理システムによる対応は書かれているが、スケジュールや中長期の検証は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
パルプ製品が主流の長尺トイレットペーパー分野で、古紙100%の製品を高水準の長尺品として開発している点が読み取れる。
古紙利用による資源有効活用や災害備蓄への貢献、地域経済と雇用への支援が述べられているが定量的ではない。
補助金額や付加価値増加の数値がなく、費用対効果はうかがえるが読み取れる根拠は少ない。
ワインダー内センサーによる運転監視データのPC管理は取り入れているが、サプライチェーン全体への波及は薄い。
古紙利用による森林資源負荷の低減という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
富士市の良質な水源や地域経済・雇用への支援に言及しており、地域特性の活用がうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。