ものづくり補助金平成28年度情報通信業香川県

製造業の設計データを活用・デザインする!「3次元リアルイラスト及びバーチャルリアリティ」サービスの開発

株式会社ジョーソンドキュメンツ

この事例のポイント

  • 3次元設計データを使ったバーチャルリアリティー化の試作には成功していたが、品質や効率などの解決すべき課題が見つかっていた。
  • 3D映像専用ワークステーション(映像処理専用の半導体ボード内蔵)を導入した。
  • コンピュータ処理の速度と安定性が改善し、映像制作の質と効率が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ジョーソンドキュメンツ
所在地香川県 高松市
業種情報サービス業
従業員数27人
設立2001年

事業の背景

同社は製品マニュアル類、技術伝承のeラーニング教材など技術系コンテンツを制作するプロダクションである。近年、設計用の3Dデータを有効活用したいというニーズが高まり、顧客からの要望も増えていた。バーチャルリアリティー化の試作には成功していた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度3次元設計データを使ったバーチャルリアリティー化の試作には成功していたが、品質や効率などの解決すべき課題が見つかっていた。
  • 生産能力データ処理の効率化と高品質化を図る必要があった。

やったこと

3D映像専用ワークステーション(映像処理専用の半導体ボード内蔵)を導入した。専用のネットワーク機器を導入し、通信経路の指定、速度の最適化、ネットワークエラーの防止・検知、社内感染の防止機能を備えた。映像処理専用のソフトウェアと色彩管理機能付きディスプレイも導入し、データ処理の効率化と高品質化を図った。バーチャルリアリティー装置と人間の動作を記録するモーションキャプチャー機器も導入した。

その他3D映像専用ワークステーション(映像処理専用の半導体ボード内蔵)
その他専用ネットワーク機器(通信経路の指定、速度の最適化、ネットワークエラーの防止・検知、社内感染の防止機能付き)
ソフト映像処理専用ソフトウェア
その他色彩管理機能付きディスプレイ
その他バーチャルリアリティー装置
検査測定モーションキャプチャー機器

新しい製品・サービス:「マニュアル・手順型」「広告型」「体験型」などのVRコンテンツ

事業の効果

コンピュータ処理の速度と安定性が改善し、映像制作の質と効率が向上した。マニュアル・手順型、広告型、体験型などの各コンテンツの製品化が進み、VRの制作と販売の体制が整った。リアリティーや臨場感には実際の装置の3Dデータや映像、音や振動などの要素も有用だと分かり、次の展開や商品開発につながった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    取り組みの経緯で設計3Dデータ活用の要望増と既存のマニュアル・教材提案が示されるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    顧客要望の増加はうかがえるが、市場動向や自社の競争優位を比較する記述は見当たらない。

  • 課題の認識と解決3

    品質や効率の課題が見つかったとあり、処理速度・安定性の改善が成果として示されるが、収益向上の数値目標は書かれていない。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    従業員27名で実績豊富なスタッフが在籍する記載はあるが、補助事業の遂行体制の詳細は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    マニュアル型・広告型・体験型のコンテンツ製品化と、VRによる安全教育という用途・ニーズが具体的に示されている。

  • 事業化までの道筋2

    次の展開や商品開発への足掛かりとあるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    3次元設計データのVR化は新しい取組として示されるが、市場での普及度や高価格化の水準は書かれていない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    事故や災害への備えとしての安全教育の意義がうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述はない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    3Dデータ・VRを用いた教育コンテンツ制作で、技術伝承の新しい手法を提示しているが、サプライチェーンへの影響は書かれていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出2

    VRによる技術伝承・安全教育の分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換との関連は書かれていない。

  • 地域経済への波及2

    香川県高松市の企業とあるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

事業者の声

分かりやすさ

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成28年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。