回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社あおもり海山
| 事業者名 | 株式会社あおもり海山 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 深浦町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,機械制御 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1.005億円 |
| 設立 | 2013年 |
当社は青森県深浦町で定置網漁業を営む親会社から漁獲物の供給を受け、クロマグロを中心に加工販売している。深浦町では2017年からサーモンの試験養殖が始まり、2019年には約80tを生産した。今後さらに生産量が伸びる見込みがあった。
抱えていた課題
やったこと
高鮮度を保ったまま加工するため、多用型真空包装機、スキンナー(皮を剥ぐ機械)、三枚卸機、ピンボーンリムーバー(小骨抜機)、うろこ取り機(大型・小型ハンディ)の全6種を導入した。サーモン専用の三枚卸機は頭を落とした秋体を通して魚体を3枚に卸す。大型うろこ取り機はラウンドの魚体をそのまま通して大部分のうろこを除去し、ハンディ型で胸びれなどの細部を仕上げる。導入機器は生鮮出荷、冷凍原料、加工用原料のすべての工程で使える機種を選んだ。
新しい製品・サービス:サーモンフィレ(切り身)の真空包装による高鮮度商品、ユッケ、醤油麹漬け、たたき身などのサーモン加工品
加工機器の導入により、卸作業、皮むき作業、うろこ取り作業が半自動化された。作業時間が短縮され、多品目の商品開発が可能になった。真空包装機により高鮮度のサーモンフィレを出荷できるようになった。一方、小骨抜機は想定ほど効率化できず、現在は手作業を続けている。
品質を落とさず生産数量を伸ばして販路を広げる。2021年4月から生鮮出荷を開始し、海外産サーモンが中心の生食市場で価格と品質で勝てる高鮮度商品の開発に重点を置く。業務用やコンビニ向け、一般消費者向けの展開を強め、深浦町の雇用創出に寄与したい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名