回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社登喜和食品
成果納豆1アイテム(5,000パック)あたりの生産時間 100分→63分
| 事業者名 | 株式会社登喜和食品 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 府中市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1949年 |
昭和24年に多磨納豆製造所として創業し、平成11年からすべての納豆製品に国産大豆のみを使用する体制を整えて、農家との信頼関係を大切にしてきた。消費者の健康志向や安全志向の高まりにより、健康効果が期待できる納豆の需要が拡大している。
抱えていた課題
やったこと
有限会社フォースの納豆間欠充填機を導入し、充填からパックまでを自動化した。これにより増産を実現するとともに、計量の精度を向上させて品質の安定を目指した。また、ひきわり納豆のラインナップを拡充する取組みを行い、生産力の増強を図った。
| 加工機 | 納豆間欠充填機 |
|---|
新設備導入後、納豆の生産時間が約100分から63分に短縮され、生産能力は約1.6倍に向上した。品質不良率は6%から2%以下に下がり、計量誤差は10gから1g未満へ改善した。大豆充填工程では計量が自動化されて作業が標準化され、作業に従事できる人員の幅が広がった。令和2年には小売での注文件数が前年比2割増となったが、それにも対応できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成11年から国産大豆のみの納豆製造を貫き、平成26年に有機JAS認証を取得したとあり、一貫した取組が読み取れる。
取引先から有機JAS納豆の増産を求められ、独自納豆菌や農家との長期契約を強みとして競争優位を確立したと書かれている。
従来設備では品質を保った増産が難しいという課題を挙げ、間欠充填機導入で生産時間を100分から63分に短縮したと記載されている。
生産時間100分から63分、生産能力約1.6倍、品質不良率6%から2%以下、計量誤差10gから1g未満と数値目標と実績が示されている。
従業員25人と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力について具体的な記述はわずかにうかがえる程度。
高齢者の誤飲防止として需要が高いひきわり納豆の拡充や、安全・安心の納豆という顧客ニーズへの対応が具体的に書かれている。
新設備導入後の展開や今後の方針は述べられているが、補助事業の遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
納豆の中でも有機JASや高付加価値のひきわり納豆に注力し、高付加価値化を図っていることが読み取れる。
大豆食品の摂取と死亡リスクの関係を示す研究を引き、国産大豆と農家との体制維持が社会的意義として述べられている。
生産時間短縮と能力1.6倍、不良率の大幅改善など設備投資に対する効果が数値で示されている。
充填から包装まで自動化した設備の導入は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
府中市の企業で国産大豆と農家との連携を軸に地域の農業を守る姿勢は読み取れるが、地域経済への波及効果の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
健康志向の高まりを背景に、高付加価値の納豆のニーズは今後ますます高まると予想される。大豆生産農家と二人三脚の生産体制を大切に守り、安全・安心の納豆を届けていく。
農家の方が安心して生産を続けられることが、私たちの安定にも直結しますので、仕入値は農家の方に決めてもらい、長くお付き合いいただいています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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