部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社北都鉄工
成果橋梁の工場製作リードタイムを10%短縮することを目指した。
| 事業者名 | 株式会社北都鉄工 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 白山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 120人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1958年 |
当社は石川県唯一の鋼橋メーカーとして、地域インフラを支える役割が求められている。添接板の穴明工程は構造物全体の寸法誤差を吸収する重要な役割を果たすが、全体組立後に行うことが多く、作業が一度に集中していた。
抱えていた課題
やったこと
タケダ機械(株)製の最新型オートボーラー ABP-1530G を導入し、添接板穴明加工の能力アップと連続無人運転化を図った。8種類の板を各ステージごとに複数枚重ねて自動運転による穴明のテスト加工を行い、設定した切削長により工具を自動で交換する機能も有効に働くことを確認した。石川県工業試験場の支援を受けてテスト加工品の穴ピッチ間隔を三次元測定機で計測し、良好なデータを得た。設計部門と情報の共有化を図り、寸法確定前に加工プログラムを作成、計測後は即時に確定寸法値を加工プログラムに反映させるよう作業標準化を推進した。生分解性切削油の採用や循環方式の改善、工具の消耗度合いを判定することで長寿命化を図った。
| 加工機 | タケダ機械(株)製 オートボーラー ABP-1530G |
|---|
橋梁の工場製作リードタイムの短縮に加え、ラインバランスの向上による標準総作業時間の削減、出来形品質の向上、環境負荷の低減といった期待していた成果を得た。現在は全ての橋梁物件で有効に機能しており、今後は添接板以外の穴明工程の自動運転化も検討している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
添接板穴明工程の能力向上を目的とした設備導入と読めるが、過去の取組との連続性や経営戦略上の位置付けは明記されていない。
石川県唯一の鋼橋メーカーという立場や安定収益の確保が述べられるが、競合との比較や自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
添接板穴明工程が全体のネックで、後工程の待機や時間外労働が課題と具体的に示され、リードタイム10%短縮の目標もあり、課題認識は明確。
リードタイム10%短縮の目標を掲げ、実施後の成果として短縮や標準総作業時間の削減が得られたと記載されている。数値の実績は明記されていない。
石川県工業試験場の支援を受けたことや、オペレータの習熟度向上が書かれるが、体制や人材の確保状況は具体的でない。
大型鋼構造物に特化した事業と主要取引先は書かれるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は読み取れない。
4つのテーマ、テスト加工、設計と製作の情報共有など遂行方法は段階的に書かれるが、スケジュールや期間の記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
大型鋼構造物の製造に特化していると書かれるが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述はわずか。
地域インフラを支える鋼橋メーカーとしての役割が述べられるが、経済波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。
リードタイム短縮や作業時間削減などの成果は書かれるが、投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
設計データと製作データの同期化や三次元設計データのシミュレーション活用を検討すると書かれ、デジタル活用の方向性は読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
石川県唯一の鋼橋メーカーとして地域インフラを支える役割が書かれ、地域性は読み取れるが、雇用や成長への効果は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は労働力不足が懸念される中で、添接板以外の穴明工程の自動運転化を検討している。DXを活用して労働生産性を高めることも重要な課題と位置付け、設計データと製作データの同期化や三次元設計データの活用によるシミュレーション効果にも注目している。
当社は令和6年2月に創業90周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご愛顧の賜物と、心より感謝申し上げます。今後もコア技術である大型鋼構造物の製造技術に一層の磨きをかけ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間
省エネ型の新型リフロー炉エコリフロー(SNR-840GT Ver.4.0)を2台導入した。
効果:消費電力 20.4kW→13.1kW