新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
成果作業全体の処理速度 1倍→7倍
| 所在地 | 島根県 出雲市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 7人 |
| 設立 | 1978年 |
大竹屋は漁師が営む鮮魚店で、父や代表が自ら取った魚介類を中心に、実店舗・ネット店舗・土産物店などで販売している。看板商品はシジミで、漁獲状況により品質が大きく変化する。自家栽培の米やスズキのスモーク、天然スッポン、マガモなど多様な商品を扱っているが、単一商品には波がある。
抱えていた課題
やったこと
新商品「漁師めし」の製造のため、魚類大型魚6枚刃三枚おろし機(HFM)とウロコ取り機(FGP-Ⅲ)を導入した。三枚おろし機は上下に独立した4枚の丸刃で切るため二度切りが不要で、骨に身が残りにくい。ウロコ取り機は水圧でウロコを取り、電力と水の消費量を抑えられる。これまで手作業で経験を要した工程を機械化し、作業全体の処理速度が約7倍に向上した。「漁師めし」はスズキの腹骨を取り、切り身を味噌で味付けしたもので、フライパンで焼くだけで食べられる。
| 加工機 | 魚類大型魚6枚刃三枚おろし機(HFM) |
|---|---|
| 加工機 | ウロコ取り機(FGP-Ⅲ) |
新しい製品・サービス:「漁師めし」:スズキの腹骨を取り、切り身を味噌で味付けした、フライパンで焼くだけで食べられる食品。
機械化により作業全体の処理速度が大きく向上し、鮮度の良い状態で大量に生産できるようになった。製造能力が強化され、さまざまな商品への可能性が広がった。新商品「漁師めし」は店舗で売れ行きが非常に好調で、販路拡大につながると見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
漁師が営む鮮魚店という強みと一貫管理が書かれ、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
漁獲から販売まで一貫管理し購買者の高評価につながっていると具体的に書かれ、漁師ならではの競争優位が読み取れる。
シジミの漁獲量や質の波が課題として示され、機械化で処理速度が約7倍になると書かれ、課題解決の方向が読み取れる。
処理速度約7倍という数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の判断は難しい。
代表や父が漁に出ると書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえるだけ。
手軽に調理できる漁師めしという商品像と、店舗での売れ行きが好調だった点が書かれ、ニーズの裏付けがうかがえる。
2022年度に漁獲量が復活する見込みで魚種を増やす構想はあるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
手軽に本格的な味を届ける漁師めしは一般的な商品ではないと読めるが、高付加価値化の水準は数字で示されていない。
地域の食材である宍道湖のシジミや漁業と結びつくことはうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
処理速度約7倍という生産性向上の数字はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加は書かれていない。
機械化による処理の効率化はうかがえるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
宍道湖の地域資源を活かし、漁師が運営する鮮魚店として地域の味を届ける点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2022(令和4)年度はスズキの漁獲量が復活する見込みで、生産への期待がかかる。今後は魚の種類を増やしたり、販路を拡大することも考えている。
「他の店ではやっていない、オリジナルなものを」
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。