高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
有限会社三木屋
成果生産能力 1倍→2倍
| 事業者名 | 有限会社三木屋 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 岩国市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1947年 |
有限会社三木屋は、岩国市今津町で菓子製造を行う会社で、看板商品は「岩どら」である。あん作りを得意とし、自家製あんは他社と差別化できる強みである。現在の取引先は地元の固定客がほとんどで、岩国基地駐留のアメリカ人も大きな市場と捉えている。
抱えていた課題
やったこと
自動どら焼き機(SDR-SGA、小型どら焼専用焼成機、ガス仕様)を導入し、上火と下火を使って一気に焼けるようにした。自動包装機(KBF-702eb型横ピロー包装機)を導入し、ラップ包装、商品シール貼付、賞味期限表示までを機械化した。これにより岩どらの全工程を機械化し、生産能力は2倍になった。どら焼き機は1時間に340個を焼け、従来の2倍のスピードになった。包装では10名で交代していた袋詰め作業が2、3名でできるようになり、2日かかっていた作業が半日になった。
新しい製品・サービス:自動どら焼き機と自動包装機による「岩どら」の全工程機械化
岩どらの全工程が機械化され、生産能力は2倍になり、コストも削減された。どら焼きは一定の品質で焼けるようになり、大きさや焼き具合のばらつきがなくなった。包装作業は大幅に省力化され、包装費の無駄もなくなった。手に触れる作業が減ったため、コロナ禍での衛生面の強化も図れた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
自家製あんという既存の強みを活かし、過去の機械導入に続けて全工程を機械化する一貫した取組である。
大手から購入したあんが多い中、自家製あんが差別化要因と明記され、米軍基地のアメリカ人市場も視野に入れている。
手作業の後工程が機械の性能を生かせない課題を認識し、生産能力2倍・包装作業2日から半日に短縮する計画。
生産能力2倍、1時間340個、包装作業2日→半日と目標値が示されるが、賃上げや付加価値額の目標は読み取れない。
従業員11名で既に機械導入を進めてきた実績があり、申請は商工会議所の支援を受けている。
地元の固定客中心で、空港・道の駅・ネット販売など販路もあり、岩国にちなんだ商品の選ばれる理由が整理されている。
採択後5年間の報告義務に触れ、事業計画を練る必要性を述べているが、具体的なスケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ふっくら焼ける品質の安定や、あんの味を引き出す差別化された和菓子として高付加価値を目指す記述がある。
コロナ禍での衛生強化や省資源化に触れるが、地域経済への波及や雇用創出の記述は薄い。
生産能力2倍とコスト削減に触れるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
岩国の地元食材や宇野千代ゆかりの菓子を開発し、空港や道の駅で販売するなど地域特性を活かした事業である。
地元の固定客に加え、基地駐留のアメリカ人も含めて販路を広げ、「岩どら」と「いが餅」で売上の50%を占めることを目指している。
補助金申請はこれまで何度もトライしてきましたが採択されたのは初めてです。申請書の作成にあたっては岩国商工会議所に大変お世話になりました。
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル