回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
川崎化工株式会社
| 事業者名 | 川崎化工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 観音寺市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,情報処理 |
| 従業員数 | 34人 |
| 設立 | 1986年 |
リーマンショック以降、同業他社が倒産や廃業などで減少したことで、新規顧客からの受注が増えた。近年の少子高齢化を背景に、病院や老人ホーム等の医療・介護関連向け用品の受注が激増した。主力商品はウエットティッシュ容器で、事業内容はウエットティッシュ容器、プラスチック容器製造業他である。
抱えていた課題
やったこと
最新の成形生産・在庫管理システムを導入し、これまで紙ベースで管理していた生産日報や作業状況のデータ化に取り組んだ。各現場では作業者がハンディーターミナルを用いてリアルタイムの情報を共有する体制とした。いつ、誰が、どこで、何を、どうしたという一連の作業工程を把握できる可視化(見える化)を実現した。これにより、目視確認などに要していた膨大な時間や労力を大幅に削減し、コストダウンと収益性の改善を図った。
| ソフト | 成形生産・在庫管理システム |
|---|---|
| その他 | ハンディーターミナル |
新しい製品・サービス:時代のニーズに合わせた高品質商品(ウエットティッシュ「介護用」など)の開発を実施した。
現場と事務所等の間でデータを送受信でき、リアルタイムで生産・在庫管理が可能になった。現場の稼働状況管理もシステム化され、クレーム等発生時のトレーサビリティ対応が迅速になった。高品質商品の開発を進め、新規販路開拓を目指す体制を構築できた。これらにより、生産性の向上とコスト削減が期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
リーマンショック以降の受注増加と医療・介護用品の需要増は読み取れるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との一貫性は書かれていない。
顧客ニーズの多様化や医療・介護向け受注の激増に触れており外部環境は読めるが、自社の強み・弱みの具体的な記述は薄い。
手作業在庫管理、残業手当の増加、生産効率悪化という課題が具体的に示され、システム導入による解決の方向も書かれている。
今後の売上及び生産性の大幅アップが予想されると述べるのみで、数値の目標値は示されていない。
工場長の発言はあるが、補助事業を遂行する体制や人材・事務処理能力の具体的記述は見当たらない。
医療・介護向けの高品質、短納期、小ロット、トレーサビリティ対応という顧客ニーズは整理されているが、製品の選ばれる理由は薄い。
ハンディーターミナルの導入やリアルタイム管理の進め方は書かれているが、スケジュールや中長期の検証内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
介護用ウエットティッシュ容器など時代のニーズに合わせた高品質商品開発に触れるが、市場の普及度や高価格化の水準は書かれていない。
医療・介護向け用品の需要増という社会的背景は示されるが、波及効果や雇用創出についての記述は薄い。
残業手当の削減や作業時間の大幅削減に触れるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数字は書かれていない。
リアルタイムの見える化やトレーサビリティ対応は示されるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県観音寺市の地域企業であることはわかるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後の売上及び生産性の大幅アップが予想される。
現場と事務所等の間でデータを任意に送受信ができ、リアルタイムで生産・在庫管理が可能となりました
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。