自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
株式会社ファイン
成果最大生産量 600kg/日→1,000kg/日
| 事業者名 | 株式会社ファイン |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 高畠町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2007年 |
平成3年にハム・ソーセージの工房を創設して以来、保存料無添加の手作りソーセージを作り続けている。ドイツ国際コンテストでの受賞やメディア紹介により新規取引や問い合わせが多数あった。主に県産豚を使った製品を、通販会社、飲食店、量販店などへ卸販売している。
抱えていた課題
やったこと
HACCP対応型の工場増設を計画し、作業動線の改善と安全性の確保を行った。新たにスモークハウスを増設し、温度調節からスモーク加工まで自動で行えるようにした。深絞り真空包装機を増設し、包装のバリエーションを増やして生産効率を高めた。スモークハウスは最大生産量が約1t/日に向上する能力を備えた。
| 加工機 | スモークハウス |
|---|---|
| 加工機 | 深絞り真空包装機 |
スモークハウスの増設で最大生産量が約2倍となり、受注をすべて生産できる体制になった。深絞り包装機の増設で包装工程の作業効率が50%向上し、工程内約50%のリードタイム短縮とコストダウンにより利益率が向上した。急ぎの注文や量販店向けの量産にも対応できるようになり、残業が減って週休2日制となり従業員満足度も向上した。HACCP対応工場として厳しい条件の取引先も増え、生ハムなど利益率の高い商品も製造できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成3年からの手作りソーセージへのこだわりと受賞歴が書かれ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
ドイツ国際コンテストでの数々の受賞とメディア紹介で新規取引が多数ある点が、競争優位の源泉として具体的に書かれている。
スモーク工程の最大生産量約600kg/日が受注量に追いつかず受注セーブしていた課題が、数値とともに明確に認識されている。
最大生産量が約600kg/日から約1t/日へ約2倍、工程内リードタイム約50%短縮と数値目標と結果が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
保存料無添加や国際コンテスト受賞など商品の特長は書かれるが、顧客ターゲットや需要の裏付けは具体性が薄い。
増設後の生ハム製造や東南アジア展開の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
生ハムなど利益率の高い商品を製造できるようになったと書かれるが、同分野での高付加価値化の水準は数値で示されていない。
地域の県産豚を使う取組は読み取れるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
利益率の向上や残業削減は書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
県産豚を使う地域性や東南アジアへの販路拡大は読み取れるが、地域経済の牽引効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設備増強で生産性が向上しコストダウンが図られ、受注量をすべて生産できる体制が整い、取引先からの拡販要望にも対応できるようになった。今後は商品アイテム数を絞って一品一品の商品性や個性を磨き込み、魅力ある商品の提供に取り組む。また、東南アジアを中心に海外への販路拡大を目指している。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。