回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社さくらやフーズ
成果包装・値付工程の人員 2名→1名
| 事業者名 | 株式会社さくらやフーズ |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 郡山市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境,立体造形,機械制御 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2008年 |
「地産地消」をテーマに、地元の上質な肉を販売している。安積長久保・南長久保といった住宅地に近接する立地を活かし、地元顧客の掘り起こしを進めてきた。小包装での納品を切望する事業所があったが、発注数に対応しきれず断っていた。
抱えていた課題
やったこと
自動計量包装値付機を導入した。1分で20パックも可能な新型機で、従来機に比べて消費電力は約30%ダウンし、1時間に2,000パックの連続稼働ができる。計量皿に置くとトレイサイズを自動で認識し、小さいサイズも柔らかい材質も包装できる。長方形・正方形・半月形など様々な形状に対応し、ラベルは表示によって長さを変えられ1枚で納まる。さらに金属探知機をラインに組み込み、包装からラベル貼付、金属検査までを1名で対応できるようにした。また、肉陳列用の特注の冷蔵ケースと、店頭販売所のショーケースを導入した。
| 加工機 | 自動計量包装値付機 |
|---|---|
| その他 | 肉陳列用冷蔵ケース(特注) |
| その他 | ショーケース |
新しい製品・サービス:小サイズを含む多様な形状・サイズの包装商品
自動計量包装値付機の導入により、包装から値付までの工程が1名で済むようになり、大幅な生産性向上が期待できる。小サイズや様々な形状の包装ができるようになり、小包装を求める事業所や、核家族・単身者・高齢者向けの食材宅配サービス事業者、地域スーパーマーケットへの納入が始まった。店頭販売所の開設と有資格者による提案型の販売体制も整い、販売の機会が広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との一貫性は読み取れず、オーダーカット専門店の良さを追求するとあるのみで、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていません。
安積長久保・南長久保の住宅地に近接する立地を活かすとあり、地元顧客の掘り起こしを図る方針が読み取れますが、競争優位の根拠は具体性が薄いです。
包装から値付までの人員が2~3名から1名になり、1分間15パックから20パックへの生産性向上や小包装の断っていた受注対応が具体的に記載されています。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、生産性向上を期待できるとの記述にとどまるため、目標値は読み取れません。
有資格者による提案型販売体制、お肉博士一級や食肉販売技術管理士の在籍が具体的に書かれており、遂行体制がうかがえます。
夫婦のみ世帯や単身者向けなど細分化した顧客ニーズへの対応、食材宅配や地域スーパーなど相手先が明確に示されています。
店頭販売所の開設や卸売と小売の比率変更など方向性はあるものの、スケジュールや課題解決の方法は書かれていません。
公開されている事例からは読み取れません。
自動計量包装値付機の1分20パックや消費電力30%減など高水準の性能は書かれていますが、同分野での高付加価値化の位置付けは明確ではありません。
地元の食材を扱う地産地消や地域スーパーへの納入が書かれており、地域への一定の波及がうかがえますが、国が補助する積極的理由は読み取れません。
1人分の工程削減や消費電力30%ダウンは書かれていますが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていません。
生産者の写真や調理動画をQRコード化してラベルに印字するアイデアが書かれており、デジタル活用の方向性はうかがえますが、具体性は薄いです。
公開されている事例からは読み取れません。
地元の上質な肉や福島牛などの地域特性を活かした販売が書かれ、地域の経済成長への寄与がうかがえますが、雇用創出の数値は示されていません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地元顧客の掘り起こしと生の声を踏まえて市場特性を把握し、販売機会を広げる。魅せる売り場づくりに磨きをかけ、商品特性を捉えたブランディングを指向する。卸売5割、小売5割という構成に変えていく考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名