回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
| 所在地 | 奈良県 五條市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 設立 | 1983年 |
当社は昭和58年に子育て中の母親たちが集まって創業し、自家養豚のブランド豚(ばあく種)の育種生産・加工提供を行ってきた。豚肉の販売に加え、ハム・ベーコン・ソーセージの加工販売を手がけ、平成7年からは農家レストランも併設している。顧客のニーズが肩ロース・背ロース・バラに偏っているため、モモ肉の残余率が高くなっていた。
抱えていた課題
やったこと
ハイシュリンク加熱槽(自動温度管理・加熱時間管理が可能な加熱機器)を導入し、ブランド豚の煮豚・ハム・ベーコン等の燻製加工工程を自動化した。これにより煮豚商品の定番化につなげ、廃棄ロスも低減した。ミートテンダーライザー(モモ肉を見た目・旨味を変えずに柔らかくする下処理機器)を導入し、残余率の高いモモ肉を有効活用できるようにした。併設する農家レストランでは、モモ肉を使った新メニューを提供できるようになった。
| 加工機 | ハイシュリンク加熱槽 |
|---|---|
| 加工機 | ミートテンダーライザー |
新しい製品・サービス:煮豚商品(定番化)、モモ肉を利用するハム・ベーコン等
ハイシュリンク加熱槽の導入により、ブランド豚の煮豚・ハム・ベーコン等の燻製加工工程が自動化された。これにより煮豚商品を定番化でき、廃棄ロスも減らすことができた。ミートテンダーライザーの導入で、残余率の高いモモ肉を有効活用できるようになった。モモ肉を使った新メニューを農家レストランで提供できるようになり、モモ肉の販売拡充につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和58年創業の母親目線のものづくりや6次産業化の取組が書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
ばあく豚のブランド化や地元野菜を使う無添加ハムなど強みは書かれているが、市場動向との関係や競争優位の根拠は示されていない。
モモ肉の高い残余率という課題を明示し、ミートテンダーライザーでモモ肉を活用する方向性が示されている。数値的な目標はない。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、新商品定番化や廃棄ロス低減が書かれるのみで数値はない。
体制や人材、事務処理能力に関する記述は事例にほぼなく、わずかに農家レストランの運営がうかがえる程度。
添加物を使わない看板商品や、モモ肉を使うハム・ベーコン・ソーセージの特徴が具体的に書かれ、選ばれる理由が読み取れる。
ハイシュリンク加熱槽導入後の成果は書かれているが、中長期の検証やスケジュール、課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ばあく種や山桜燻製など独自性はあるが、同分野での高水準の高付加価値化を数値で示す記述はない。
地域の農産物を使う6次産業化や農家レストランによる地域での取組がわずかにうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
廃棄ロスの低減や新商品定番化の効果は書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果を示す数値はない。
新機器による加熱工程の自動化が書かれるが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県五條市の自家栽培農産物や地元野菜を使い、農家レストランで地域の食を提供する点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。