多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
有限会社前田水産
| 事業者名 | 有限会社前田水産 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 米子市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
| 設立 | 1960年 |
昭和35年に煮干加工業として創業し、その後紅ズワイガニの加工(ボイル)に参入した。境港の漁協から仕入れた紅ズワイガニのボイル加工を主力としてきた。外国船による乱獲で漁獲量が年々減少しており、ボイル加工だけでは経営が難しくなっていた。そのため付加価値商品の開発を進め、惣菜品やギフト販売にも取り組んできた。
抱えていた課題
やったこと
生紅ズワイガニの鮮度維持に適したドライタイプのジェルアイスを製造できるジェルアイス製造装置を試作・開発した。冷海水に代わり、循環ポンプなどの改良を加えて装置を作った。開発したジェルアイスを用いて生紅ズワイガニを流通させ、流通時の温度上昇を抑えて鮮度を保つ高鮮度保持技術を解析した。一時冷却工程と流通工程で水温環境を維持するために設備を用いた。黒変や、生食可能な鮮度の指標であるK値の上昇を抑える維持技術を確立した。
新しい製品・サービス:ドライタイプのジェルアイスを製造できるジェルアイス製造装置
ジェルアイスを用いた水温処理システムにより、生紅ズワイガニの高鮮度流通が実現した。遠隔地への流通が可能になり、都市圏の販路拡大やギフト商品化につながっている。惣菜部門では平成23年に農林水産大臣賞を受賞するなど、新たな経営の柱が育っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
紅ズワイガニの加工(ボイル)から惣菜分野へ参入し、流通の課題解決を図った経緯は読み取れるが、経営戦略上の明確な位置付けは書かれていない。
漁獲量の年々減少やボイル加工だけでは経営が難しいという外部環境と、惣菜で平成23年に農林水産大臣賞を受賞した強みが読み取れる。
漁獲量減少という課題に対し、ジェルアイス製造機で高鮮度流通を可能にし、大都市圏への販路拡大を進める方針が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、わずかに販路拡大の方向性がうかがえる程度である。
事業の遂行体制として調理師経験のあるスタッフが惣菜開発に関わったことがうかがえるが、補助事業の体制は詳述されていない。
紅ズワイガニの味・新鮮さが人気で、百貨店やカタログ販売で好評を得ている点は読み取れるが、ターゲットの定量的裏付けは薄い。
今後の大都市圏への販路拡大やギフト商品化、新商品開発の展開は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は明確ではない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ドライタイプのジェルアイスは従来と異なる製品として開発されたことが書かれているが、市場での認知度や価格水準の数値は書かれていない。
地域水産物である境港の紅ズワイガニの流通課題に取り組む点がうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果はうかがえる程度にとどまる。
ジェルアイス製造装置の開発と温度管理による鮮度保持の仕組みは書かれているが、デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
公開情報では判断できません。
境港で水揚げされた紅ズワイガニを地域で加工し、都市圏へ直送する地域資源を活かした事業であることは読み取れるが、雇用や地域成長の数値はない。
今後は「紅ずわいがに」の大都市圏への販路拡大、ギフト商品としての拡大、惣菜部門の新商品開発を積極的に展開していく。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
複雑な形状の部品を認識・適応する塗布技術を確立するとともに、急速乾燥機構と色及び色ムラを認識評価する機構を構築し制御した。