多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
徳島製材団地協同組合
成果使用期間の延長(約2年)
| 事業者名 | 徳島製材団地協同組合 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 林業 |
| 技術分野 | 冷凍空調 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 9,791万円 |
| 設立 | 1969年 |
組合は製材業者向けに帯鋸目立てや歪み取りを行っており、帯鋸の多品種化により現有機械では対応できなくなっていた。国産材から米材、ロシア材、南洋材まで切削対象の原木が多品種に及び、帯鋸の寸法・形状・腰入れを変えて対応する必要がある。今後増加が見込まれる木材需要に伴い、帯鋸再生事業の拡大が求められている。
抱えていた課題
やったこと
広範囲な寸法に対応する制御付歪み取り機を開発した。帯鋸親板の歪み取りと腰入れはローラー成形で行い、タッチパネル方式を採用し、機械の動きをできる限り自動化した。帯板は焼き入れ後に焼き戻しを行い最適の硬度と靱性で仕上げられていることを把握した。試作では3種類の帯鋸サンプルをメーカーに送り、シミュレーションテストを実施して不具合点を見つけ改善・改良を進めた。
| 加工機 | 制御付歪み取り機 |
|---|
新しい製品・サービス:帯鋸寸法の多様化に対応した制御付歪み取り機
試作した制御付歪み取り機で帯鋸の水平加工を施すことにより直進力を増大させ、使用期間の延長(約2年)と腰入れ向上の基礎を確立した。広範囲な帯鋸寸法(鋸幅125〜200mm、鋸間隔26〜38mm、鋸長6000〜13000mm)に対応でき、自動化により人的負担の軽減が見込まれる。加工速度や生産能力、帯板の加工品質で優位に立ち競争力が生まれ、周辺企業や目立て歪み取り分野での市場展開も期待できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の帯鋸目立・歪み取り事業を拡大する内容で、従来の事業との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
多品種の帯鋸や木材需要増加に触れるが、競争優位の根拠となる市場データや自社の強み・弱みの具体的記述は薄い。
現有機械が多品種に対応できない課題は明示されているが、高付加価値化や成長に直結する計画としての具体性は薄い。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、加工速度や生産能力の向上が示唆される程度にとどまる。
従業員7人の体制や国家技能士による審査への言及はあるが、補助事業の遂行体制としての具体的な記述は薄い。
帯鋸の寸法範囲(鋸幅125〜200mm、鋸長6000〜13000mm)や精度0.03mmなど数値で製品の特徴と対象顧客が示されている。
試作機の開発、テスト、改善の流れと、既存・新規など3つの市場での事業化予定が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
帯鋸の歪み取り機は一般的な分野ではないが、普及度や高水準化の位置付けを裏付ける記述は少ない。
県産木材需要拡大への寄与や周辺企業への好影響が述べられているが、経済波及効果の数値的根拠はない。
使用期間の延長(約2年)が示されるものの、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
制御付歪み取り機の自動化や寸法センサーによる補正が記載されるが、デジタル技術の先端性や業界への波及は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県の木材団地組合による県産木材の再生事業として地域性はうかがえるが、雇用創出や成長への具体的な数値は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後の増税を控え安定した生産活動の環境を整えるため県内での存在感を高め、メーカー・県内機械店と連携して販路拡大に努める。既存企業・取引のない企業・取引のない新規分野の3つの市場で事業化を予定している。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%