南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
香川シームレス株式会社
| 事業者名 | 香川シームレス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 丸亀市 |
| 業種 | 繊維・衣服等卸売業 |
| 技術分野 | 高機能化学合成 |
| 従業員数 | 238人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
レッグウェアの製造・販売を行い、売上の約7割はOEM生産、約3割は自社企画の製品である。製造の8〜9割は後染めの手法を用いている。レッグウェア業界は成熟産業で、各社の製品が似通いやすい一方、海外製の安い製品が増えて競争が強まっている。近年はインバウンドの流れで海外との取引も増えている。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、編み方などを簡単に調整できるコンピュータ制御の靴下編機を導入した。データを入力すれば新しい製品を作れるようになり、アナログ的な手間がなくなった。作業時間が短縮され、生産効率がかなり上がった。試作もこの機械で効率的に行えるようになった。現在はこの機械を使い、特殊な素材を用いたアームカバーの研究・開発を進めている。
| 加工機 | 靴下編機 |
|---|
新しい製品・サービス:「クールセンサー」という涼感のある素材を使用し、快適に着用できるアームカバー(研究・開発中)
コンピュータ制御の編機の導入により、新しい製品を作る際のアナログ的な手間がなくなった。作業時間が短縮され、生産効率がかなり上がったとされている。試作も効率的に行えるようになり、新製品の開発がしやすくなった。今後は機械を活用した付加価値の高い製品の開発を進める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
OEM7割・自社製品3割で一貫生産を続けてきたことや、アイデア商品の開発を重ねている点は読み取れるが、補助事業が経営戦略上どう位置づけられるかは書かれていない。
「何でもこなせる」強みや100円ショップから百貨店までの流通経路、インバウンド需要の高まりは書かれているが、市場データに基づく競争優位の裏付けは薄い。
海外製の安い製品が増えている課題認識はあるが、補助事業でどの数値を改善するかの計画は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
社内に試作や開発を担う体制がある様子はうかがえるが、人材や事務処理能力の具体的な記載はない。
膝丈ストッキングの需要や、足が細く見えるなど他社にない製品を作る方針は書かれているが、顧客ターゲットの数字による裏付けはない。
アームカバーの研究開発を進めている点はあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
「クールセンサー」素材を使った涼感アームカバーや、他社がやっていない製品作りに取り組む点は書かれているが、市場シェアや価格水準の数字はない。
大手企業のOEM採用や日本製品の価値向上に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
編み機導入で作業時間が短縮され生産効率がかなり上がったとあるが、補助金額に対する付加価値の数値は書かれていない。
コンピュータ制御の編み機でデータ入力により試作を効率化した点はあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県丸亀市の拠点で一貫生産を行うことは書かれているが、地域の雇用や経済成長への波及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外のニーズを捉えてグローバルに展開し、海外での評価を足がかりに国内でも多くの顧客に手に取ってもらいたいとしている。アイデア商品でニーズを生み出すことも目指している。
何でもこなせる
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
水菓子用新容器のデザインを金沢美術工芸大学との産学連携で開発し、中間プレゼンテーションで27デザインの提案を受けて絞り込んだ。
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる